「共感が重視されるチームカルチャーが独特」ーー元アップルとFacebookのエンジニアが語るPinterestの働きやすさ

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<ピックアップ> A former Facebook and Apple engineer explains why his new job at Pinterest has the most collaborative work environment he’s ever seen

激しい人材獲得競争が繰り広げられるシリコンバレー。スタートアップはもちろん、大手テック企業でさえも、給与面や福利厚生など様々な「メリット」を付けなければ優秀な人材が確保できない時代になっています。

そんな中、アップル、Facebookという人気企業を経て最近Pinterestに加わったエンジニアのScott Goodson氏が語る、職場としてのPinterestの良さはとても興味深い内容です。Goodson氏によれば、Pinterestの良さはその「チームカルチャー」にあるとのこと。

ちなみに、Goodson氏はPinterest以前はFacebookに3年間在籍し、Paperという新アプリの開発やInstagramのエンジニアリングマネジャーを務めていました。それ以前はアップルに4年間在籍。iPhoneの開発に加わった最初の10名のエンジニアの一人で、iPhoneユーザーであれば誰しも一度は使ったことがあるであろう電卓と株式情報のアプリを開発しました

そんなGoodson氏は、PinterestのチームカルチャーについてBusiness Insider誌に次のように語っています。

Pinterestはこれまでの会社のカルチャーとは大きく違うと感じました。もっとも特徴的なことの一つが、Pinterestは異なる専門分野をまたがった仕事に価値を置いている点です。共感という考え方がここでは深く理解されています。他の会社ではより競争が激しかったり、時には無情な考え方がされることもありました。ですので、Pinterestで見られるような互いが協力する姿勢は本当に新鮮でした。

過去においては、デザイナーとエンジニア間の「共感」が欠けていた結果、両者の壁が厚くなっていたこともあると振り返るGoodson氏。だからこそ、Pinterestにおけるプロジェクトの初期段階でのデザイナーとエンジニアの協同作業の価値をとりわけ実感しているのでしょう。

卓球コーナーやスタンディングデスク、食堂、無料ドリンクといった物理的要素よりも、もしかしたらこうした「チームカルチャー」こそが現場のデザイナーやエンジニアのやる気を左右するもっとも重要な要素なのかもしれません。

via Business Insider

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