クラウドファンディングサイトのIndieGoGoに、太陽光で充電して利用するポータブルライト「SULI」のプロジェクトが登場している。チリのサンティアゴにて、同名のチームが開発しているプロダクトだ。
「SULI」は手のひらに乗る程度のコンパクトなポータブルライトだ。明るさは25ルーメンス。IP64相当の防水機能を持ち、宅外でも充電可能、6~12時間の充電で50時間の照明が可能だという。底面がペットボトルのキャップ部分にフィットするようになっているのが特徴的だ。
また、3Dプリンタで出力されたアクセサリも用意され、「SULI」を窓に取り付けたり、バックパックに取り付けたりできる。
3Dプリンタの活用による新しい使い方の可能性にも期待しているようだ。
「SULI」のプロジェクトのメインの目的は、貧困な地域であっても、誰もが再生可能なエネルギーを利用可能にすることだという。今回のIndieGoGoでの資金調達が成功すれば、最初のソーシャルプロジェクトとして、2010年に大きな地震に見舞われたハイチに、井戸のための灯りとして、大量生産した「SULI」を展開していくことを予定しているそうだ。
IndieGoGoで展開されているキャンペーンでは、 現在52ドルの支援から「SULI」を手に入れることができる。日本からもオーダー可能だが、別途送料が18ドル必要となる。発送は2016年の4月を予定しているようだ。
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