Snapchat、2015年の売上は5000万ドル(60億円)を見込む

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Snapchat on Flickr

<ピックアップ>Snapchat Revenue Could Hit $50 Million This Year — But It Still Needs a CFO

Snapchatが出現した2011年5月頃というのは、今から思えばメッセンジャーもまだまだこれからだったということなのかもしれません。

北米の主に20代中盤より若い層に根強い人気を誇るというSnapchatの売上高が、2015年に50万ドルを見込んでいるというレポートが出ております。Re/codeによるもので、その翌年にはさらに4倍の2億ドルの売上を計画しているようです。

ティーン(というかミレニアルズ世代で若い方)向けのサービスだと、どうしても広告などのビジネス単価が気になってしまいますが、そんなことを吹き飛ばすぐらい圧倒的なユーザー数を獲得しているのがSnapchatの強みです。このサービスの定量的な情報は少なく、2015年5月にやはりRe/codeのカンファレンスで明らかにしたデイリーアクティブユーザー1億人という数字が最新のようです。

デイリーアクティブが1億人、しかもその多くが特定の年代ですからお化けです。

で、売れてる広告商品についても少し言及がありました。ユーザーがライブイベントで写真やビデオを共有する「ライブストーリー」という機能があるのですが、こちらが人気の模様です。

仕組みは至ってシンプルで、いわゆるこのライブストーリーコンテンツの冒頭に10秒間の広告を差し込み、1ビューあたり2セントで販売するというものになります。

で、この視聴状況というのですか、24時間おきの状況で2000万人にリーチしているという情報がRe/codeのレポートに掲載されていました。2セントですから、単純計算で1発40万ドルということになります。1日40万ドルということは…。

もちろん単純計算はできませんが、極めてテレビ的なビジネスモデル構造になっているのが興味深いです。通信費等の問題があったとしても、10秒程度ですし、やはり引きの強いコンテンツを自動的に生成できるエコシステムを持っているプラットフォームは強いなと再認識させられます。

via Re/code

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