WeChat(微信)が電子書籍アプリをローンチ、ソーシャルな読書体験を提供

by TechNode TechNode on 2015.9.29

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中国で最大の人気を誇るチャットアプリWeChat(微信)は昨日、電子書籍アプリWeixin Dushu(微信読書、別名WeChat Read)を公開した(編集部注:原文掲載8月28日)。同アプリではユーザが自分の読書リストや履歴をWeChatフレンドと共有できる。現在はiOSプラットフォームでのみ利用できる。

WeChatはニュース記事閲覧において最も人気のあるサービスの1つであるが、この新アプリは愛読家向けだ。同サービスにより、WeChatユーザは見やすく広告のないインターフェースでEPUBやTXTフォーマットの書籍を読むことができるようになるという。

Weixin DushuにはWeChat Moment(微信朋友圈)のようなコンテンツ共有プラットフォームがあり、ユーザがWeChatフレンドの読書リストを閲覧でき、お勧め書籍の共有もできる。

また、同アプリは「Leaderboard(排行榜)」や「Like(讃)」というWeChat Sport(微信運動)とGames(微信遊戯)で成功を収めた2つの既存のゲーミフィケーション機能を統合した。ユーザがアプリ内で何時間読書に時間を費やしているかをカウントし、ソーシャルネットワーク上での競争機能を設け、選択したWeChatフレンド全員の情報が掲載されるデイリーリーダーボードを備えている。もちろん、読書リストの共有や他者との競争をしたくない場合は、同サービスを停止することができる。

このプラットフォームでは現在、フィクションから歴史もの、伝記、社会科学まで、幅広いカテゴリの書籍を取り扱っている。今のところ、このプラットフォーム内の電子書籍ストアにある書籍はすべてサードパーティーの出版社が著作権を保有しており、無料または数十人民元で読めるものばかりである。

WeChatプラットフォームは決済サービスにもかなり力を入れているが、残念なことに現在Weixin DushuはApple IDを通じての支払いしか対応しておらず、中国人ユーザに人気のあるWeChat Payment(微信支付)にはまだサポートしていない。

WeChatの親会社であるTencent(騰訊)は近年、オンライン出版産業の開拓に注力している。今年の初めにもTencentは中国国内で最大のオンライン書籍出版社となるべく、オンラインゲームの開発を取り扱うShanda(盛大)のオンライン出版部門と提携したばかりである。

【via Technode】 @technodechina
【原文】

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