<ピックアップ> Cybereason snags second huge investment in six months
イスラエル発で、人工知能を使ったサイバー攻撃防御技術を開発するスタートアップ Cybereason は今週、ソフトバンク、CRV、SparkCapital から5,900万ドルを調達したことを発表した。ソフトバンクが5,000万ドルを、残りの900万ドルを CRV と Spark が拠出している。
2012年に設立された Cybereason は、端的にウイルスを見つけたりする技術ではなく、サイバー攻撃を仕掛ける攻撃者のパターンを時系列で追いかけ、それを人工知能を使って効果的に学習し、迅速に防御する技術を開発している。ソフトバンクは2016年にも、Cybereason のサービスを日本国内で提供する計画とのことだ。執拗なサイバー攻撃を受けているアメリカの航空機製造メーカー Lockheed Martin も Cybereason に出資している。
同社は東京のほか、イスラエルのテルアビブとアメリカのボストンという、特にテクノロジーにフォーカスしたスタートアップが集まる世界の二大ハブにオフィスを構えている。
ファイヤウォールの Checkpoint に代表されるサイバーセキュリティのソリューションの多くは、イスラエルの企業やスタートアップから生み出されている。そんなスタートアップを生み出す、テルアビブのローンチパッドのいくつかを訪問してきたので、近日お伝えしたい。
<ソフトバンクによるリリース>
via The Times of Israel
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