電力がない生活を強いられる世界10.3億人のために重力で光るLED電気「Gravity Light」ー2016年に出荷

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2015.10.26

image via. Indiegogo
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<Pick Up> For Homes without electricity, a lamp powered by gravity

世界中には、電気がない生活を強いられている人たちが10.3億人いると言われています。太陽エネルギーは、そんな人たちに電気がある生活をもたらす一つの手段。でも、とあるスタートアップは、ある意味、太陽よりも身近なエネルギーソースに目を向けました。それは、重力です。

2012年にはプロトタイプだった「Gravity Light」は、ケニヤでの生産を経て2016年の出荷に向けて動いています。最新バージョンは、一つ20ドル。このライトの想定ターゲットを考えると決して安いとは言えませんが、既存の灯油ランプに比べれば数週間で元が取れるとのこと。灯油ランプを使う家庭では、その収入の30%が灯油代に消えているのだと言います。また、火災発生などのリスクとも常に隣り合わせの生活です。

Gravity Lightには、鎖歯車、DCジェネレーター、LEDライトが付いています。このライトを地上から6フィート(約1.8メートル)の高さに吊るし、25パウンド(約11.3キロ)の重し(石や砂が入ったバッグ等)を吊るします。すると、重しが1分0.04インチのスピードで落ち、鎖歯車とジェネレーターを動かし、25分間ほどLEDライトを灯すとのこと。

このプロダクトは、もともとIndiegogoに登場し、128%の達成率で資金調達に成功したプロジェクト。プロダクトのアイディア、課題解決の度合いはもちろんのこと、GravityLightの生産をするためにケニアの工場と組み、雇用を生み出している点なども素晴らしい。

動画のなかに出て来る開発者の“Gravity doesn’t go to sleep at night”という言葉が印象的。別途、インタビューを申し込んでみようと思います。

via. Good

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