韓国発の映画レビューアプリ「Watcha」が、装いを新たに日本市場向けにサービスを正式リリース

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韓国のスタートアップ Frograms(프로그램스、代表パク・テフン=박태훈)は、パーソナライズされた映画紹介サービス「Watcha(왓챠)」の日本向けサービスを正式ローンチしたことを明らかにした。Watcha は個人の好みを分析し、映画を推薦するサービスだ。ユーザは自分が見た映画の評価を付けると、機械学習による興味の分析アルゴリズムを用いて、それぞれの好みに合った映画を推薦してくれる。

韓国国内においては、Watcha はすべての DVD タイトル、映画館の上映映画、IPTV で放映されている映画を網羅しており、NAVER や CJ グループの Vingo、SK ブロードバンドの BTV にサービスを OEM 供給することで売上を上げている。IPTV である Netflix においては、ユーザが選ぶ視聴コンテンツの60% がレコメンドに基づいたものであるとされており、特に近年、Hulu や Netflix といったサービスが上陸している日本においては、彼らの売上を伸ばす上でレコメンド機能を持つ Watcha が活躍できる可能性は少なくないだろう。

Frograms は昨年7月に Watcha の 日本語による iOS ベータ版を公開していたが、それから1年以上をかけて、日本市場への本格参入の方法を模索していたことになる。9月に開催された B Dash Camp においては、広告と動画配信サービス向けにデータベースのレンタルを想定しており、Netflix のような動画配信サービスを提供予定であることを明らかにしている。

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