最大20人までシェアできる、生体認証型の自転車用U字ロック「Grasp」がIndiegogoで事前予約受付中

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<Pick Up> Bike lock powered by the fingerprints of 20 users

カナダで開発される生体認証型のU字ロック「Grasp」。ウォータールー大学の2名の学生が手がけるこのロックは、現在、Indiegogoで事前予約を受け付けています。

ロックの端に親指を当てることで指紋を読み取り、ロックの開け閉めが可能。エネルギー効率の良さも売りで、3本のAAA電池で約1年間持つとのこと。また、サブゼロ温度でも機能するそう。

Graspの最大の特徴は、専用アプリ「Grasp App」を用いることでロックの持ち主が他者にロックへのアクセスを提供できること。初回利用時、持ち主はロックとスマホを専用コードでひも付ける。すると、以下のように最大20人までの指紋を登録することができるように。

一つのロックで、最大20名までの生体認証を登録可能
一つのロックで、最大20名までの生体認証を登録可能

他者へのアクセスは時間設定をすることも可能なようで、いちいち鍵の受け渡しをすることなく自転車を共有することができます。オフィスで一つの自転車を共有するなんて場合にも、とても便利そう。

Indiegogoでは、日本時間の11月23日時点で330人以上が支援しています。残すところ47日間で、目標金額の7.5万ドルの半額以上が集まっている模様。99ドルのプレッジは完売しており、現在はGraspe1本129ドル〜で購入できるようです。

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