現地の起業家に会える「Startuptravels」、Androidアプリと世界各地のコワーキングスペースへの無料パス

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Startuptravels

Startuptravels」は、起業家やスタートアップコミュニティに属するメンバーが集まるコミュニティ。この「スタートアップに特化」したLinkedInのようなサービスには、世界中165ヶ国のメンバーが登録しています。これまでに実現したミートアップの回数は、2,000回。先日11月22日には、これまでのWebサイトに加えてAndroidアプリをリリース。iOSアプリも鋭意開発中です。

Startuptravelsの使い方はシンプル。検索ボックスに旅や出張先の場所を入力すると、現地にいるユーザーが一覧になって表示されます。プロフィール情報をもとに会いたい人を見つけたら、あとはメッセージしてみるだけ。ユーザーごとの返信率も記載されているため、返信が期待できそうかも事前にわかります(詳しいサービス概要はインタビュー記事をどうぞ)。

Startuptravelsが最も活発に使われている都市トップ5は、コペンハーゲン、ベルリン、ロンドン、サンフランシスコ、そしてカイロ。リリース当初、東京在住のユーザーの数は限られていましたが、現在では東京にも80名を超えるユーザーが登録しています。私はこれまでにサンフランシスコ、ロンドン、ローマでStartuptravelsを使ってみましたが、ユニークなサービスを手がける起業家たちが集まっている印象です。

Startuptravels-co-working-space

それなりの頻度で世界各地を飛び回るスタートアップ界隈のメンバーが多いことから、新たに始めたのが「Coworking Pass」です。「wework」など、世界35ヶ国のコワーキングスペースを使うことができる無料パスで、旅先で毎度コワーキングスペースを探す手間から解放してくれます。パスへの登録は無料。起業家仲間や同僚など3名がStartuptravelsに登録することで、最大3日間の利用が可能なパスを取得できます。

旅に出ると、その目的が仕事でもプライベートでも、現地の会ってみたいスタートアップに連絡することが習慣になっています。双方にとってプラスになることが前提ではあるものの、IT業界やスタートアップ界隈の人たちは、比較的「accessble」(意訳すると「連絡がとりやすい」「身近な」)。せっかくどこか新しい場所に出向くなら、Startuptravelsで会いたい人を見つけて連絡してみはいかが。

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