前職を首になってからわずか1年で収入を3倍に上げたフリーランスのお話

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<Pick Up> How I tripled my salary in less than one year after getting hired

2010年に大学を卒業してから、計3回、期間にして13ヶ月失業し、1年以上フルタイムの従業員として働けず、3度の仕事を自ら辞めて、2度解雇されたというTailored Incの共同ファウンダーであるHan-Gwon Lungさん。

ところが、最後に勤めた会社に解雇されてから2ヶ月もすると、彼は週50時間で自分のもとに直接来るクライアントをこなすように。収入も前職の2倍、その1年後には当時の3倍の収入を稼ぐようになったそう。

会社勤めからフリーランスになると聞くと、なんだかとてつもなく大変で勇気がいるように感じるけれど、彼のように何をするのかをブレークダウンして考えると意外とできるような気がしてくれるかもしれない。

例えば、毎日1時間を新規事業のために費やすこと。自分のEメールの送信箱を見返してみると、最も返信率が高いものは短く簡潔なものが多いことが判明。そこで、Eメールのテンプレを作り、それを仕事に応じて、そのクライアントの困りごととに働きかける形でカスタマイズして送るようにした。今は、5つの仕事に応募するたびに1〜2件の返信が来るように。

これはとっても大事なことだけれど、報酬を過去の仕事にとらわれて考えないこと。前職でいくらだった、前の仕事で時給これくらいだったという根拠から算出する必要はない。ベースラインから毎年5%ずつ収入が上がっていったとしても、このやり方ではたかが知れてる。多少高いと思っても、自分の報酬額を定めてしまう。そして、それで仕事が来るかを見てみる。プレミアムな仕事を提供するなら、プレミアムな報酬で当然だと。

これもまた大事なこと。良くないクライアントとは仕事をしないこと。それは直感的なことかもしれないし、望む報酬を下回る予算しかないことかもしれないし、ケースバイケース。引き受けられる仕事の数は限られているのだから、一社一社を慎重に選ぶ。常に、自分のスキルレベルや仕事ぶりに合った良いクライアントだけと付き合うこと。

via. Entrepreneur

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