レーザー光線を使ったスマート電子メジャー「dTAPE」、誤差わずかプラスマイナス2ミリ

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引っ越しや家具を購入するときに必須なアイテムといえば、メジャー(巻き尺)だ。部屋の大きさからドアの大きさ、狭い部分の幅まで、全てをこのメジャーで計ることにより、理想の部屋づくりがスタートすると言っても過言では無いだろう。

一方でこのメジャー、コンパクトなものは長い距離を測れず、一方大きなものは普段の収納時に邪魔になるなど、物理的な制約が多いアイテムでもある。また、A地点とB地点を水平に計ることも難しく、数センチの誤差が命取りになる家具や間取りの世界では、慎重な計測が求められていた。

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そんな物理的制約を可能な限り取り払ったのが、レーザーを使ったスマート電子メジャーの「dTAPE」だ。このガジェットは、サイズが100×35×22mm、重さ78gという小型サイズの電子メジャーで、レーザーを使うことにより2点間の距離を正確に計ることができる。機器によって計れる最大の距離が異なっており、20m、40m、60mの3種類が用意されている。それぞれ誤差はプラスマイナス2ミリ。

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最大の特徴は、自分が計りたいAB両地点に移動しなくても良いことだろう。つまり、Cという地点からAとB2地点間の距離を測ることができる。これにより、頭上にあるものの距離や、危険な場所の距離を、安全な場所から計測することが可能だ。また、意外と便利な機能が面積の計算で、縦横の長さを測ることにより、長方形の面積を算出してくれる。

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全てのデータはBluetoothを通じて専用アプリをインストールしたスマートフォンに送ることもでき、簡単に間取り図を作成する機能が提供されている。

気になる価格だが、60mのスタンダードな「dTAPE」で69ドルを支援すれば入手することが可能だ。配送時期は2016年5月を予定している。

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