Jack Ma(馬雲)氏がライバルのTencent(騰訊)と香港にJVを設立、共同で映画制作をスタート

TechNode by TechNode on 2016.1.5

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CC BY-SA 2.0: via Flickr by Connie Ma

Alibaba(阿里巴巴)のCEO、Jack Ma(馬雲)氏がライバル社であるTencent(騰訊)と手を組むのは珍しいが、もし両者を結ぶものがあるとすれば最近共同出資を行ったエンターテイメント業界だろう。

Tencent Holding(騰訊控股)、Yunfeng Capital(雲鋒基金)、Huayi Brothers Media Corp.(華誼兄弟伝媒)が、以前は老人ホームの開発業者を営み現在はペーパーカンパニーとなっている香港企業の支配権の購入を目的に提携したことを木曜日(12月10日)に発表した

Ma 氏は Yunfeng Capital の株式の40%を所有しており、また Alibaba と Tencent は Huayi に投資している。新会社の China Jiuhao Health Industry Corp.(中国9号健康産業有限公司)はその株式を利用しメディアコンテンツビジネスを行う。

同社は長編アニメ3編と実写映画10本を携えて営業を開始する。この新たなコンテンツはアメリカの某プロダクション会社と共同で製作される予定だ。Alibaba は以前からアメリカのパラマウント映画と提携して中国本土でアメリカ映画の配信を行ってきた。Huayi は3月、Robert Simonds の STX Entertainmentの映画、少なくとも18本に出資する予定だと発表した。

Ma 氏と Alibaba は2015年を通して、Alibaba Pictures Group(阿里巴巴影業集団)の株式買収やストリーミングサービスの Youku Tudou(優酷土豆)の残りの株式を全て購入するなど、積極的にメディア事業を拡大させている。さらに、ちょうど先週、同社はSouth China Morning Post Group(南華早報集団)のメディアビジネス部門の買収を発表した。

Tencent と Alibaba がこのほど手を結んだ事実が示すのは両社がマーケットにおけるライバル関係を越えて2016年に向けて共同プロジェクトの育成を図るということだ。2015年2月、この2社が各々のサービスを組み合わせて Didi-Kuaidi(嘀嘀快的)を立ち上げて強力な市場独占権を手にし、中国の配車サービス市場を揺るがした。さらに、Dianping-Meituan(大衆点評-美団)の合併の際にも共同で150億米ドル出資している。

【via Technode】 @technodechina

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