即時予約可能なベビーシッターの「キッズライン」が全国展開に向けて大阪、名古屋、福岡で登録説明会を開催

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アメリカに住んでいた頃、よく近所のお子さんのベビーシッターをやっていました。夫婦揃って仕事で帰りが遅くなる時、または夫婦水入らずで外出したい時などにお呼びがかかり、子守をする。ベビシッターという仕組みは、ただ共働き世帯の困りごとを解決するだけでなく、ゆるい「見守り」が可能な地域を育むことにもつながります。

そんなベビーシッター文化を日本で普及させることを目指すのが、即日予約が可能なソーシャルシッティングサービス「キッズライン」です。2015年2月にサービスを開始した、カラーズが運営するキッズラインは、昨年末に開催された「CNET Japan Startup Award」では、読者による投票で1位を獲得。社会によるサービスへの期待の表れだと言えます。

これまで東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬を中心に展開してきたキッズラインが、全国展開に向けてベビーシッターの募集を開始しました。地方都市で圧倒的に不足している育児支援に貢献することで、全国の女性や共働き家庭がより上手く仕事と家庭を両立する手助けをします。また、これは雇用を生むことにもつながるはず。全国には、保育士の資格や経験を持っていながら条件が合わず、活かすことができない「潜在保育士」は全国に 70 万人いるからです。

現在、キッズラインには首都圏を中心に約250名のサポーター(ベビーシッター)が在籍。元保育士、専業主婦、産後ドゥーラ、大学生などが活躍しています。副業であれば、月収5万円程度〜本業では30万円以上稼ぐキッズサポーターも。保育園の勤務環境が合わず、キッズラインに登録し、フリーで独立するシッターさんの数も増加しています。

キッズラインでは、2月から3月にかけて大阪、名古屋、福岡で登録説明会を開催。無料研修を経て、各地域のキッズサポーターとして勤務が可能になります。週1回から好きな時間に好きな時給で働けるキッズラインが、雇用を生み、一つでも多くの家庭に貢献することに期待したいです。

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