お金集めのプロセスはもっと楽しくできるーーマイクロクラウドファンディング「アイムイン」の澁谷洋介さんが語る [THE BRIDGE Fes]

Junya Mori by Junya Mori on 2016.1.19

「THE BRIDGE」と「C Channel」のコラボ企画「スタートアップインタビュー」をスタートします。「C Channel」のクリッパーが、「THE BRIDGE Fes」のデモピットに出場するスタートアップにインタビューしていきます。


今回インタビューしたのは、友だちお金を出し合うことができるマイクロクラウドファンディングサイト「アイムイン」を運営する、SMILABLE(スマイラブル)代表取締役兼CEOの澁谷 洋介(しぶや ようすけ)さん。

右:スマイラブル代表取締役兼CEO 澁谷 洋介さん 左:C Channnel クリッパー なこつさん

右:スマイラブル代表取締役兼CEO 澁谷 洋介さん
左:C Channnel クリッパー なこつさん

「クラウドファンディング」という言葉も、日本でもかなり知られるようになってきました。クラウドファンディングというと、人々が何か成し遂げたいプロジェクトのために一念発起してお金を募るためのプラットフォームという印象があります。

アイムイン」は、従来のクラウドファンディングとは少し異なります。それは、友だちと一緒にお金を出し合って、ちょっとしたアイデアやイベントを形にするために利用できるという点。例えば、同窓会やお花見のようなイベントの会費を集めたり、誕生日や出産祝い、結婚祝いなどのプレゼント代を集めるために利用することができます。

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「アイムイン」は、澁谷さんが外資系の広告代理店時代の同僚と2人で立ち上げたもの。面白いイベントをやろうとしたときに、幹事にいろいろな負担がかかってしまうことを解決できないか、と考えたのがきっかけだったそうです。

澁谷さん「2015年に2人でサイトをリリースして以来、様々な発見がありました。たとえば、多くのプロジェクトは設定した金額以上にお金を集めることができているという点。

多くのプロジェクトは1〜3万円ほどを集めるものですが、目標金額以上に集めるプロジェクトも珍しくないんです。海外など離れた場所にいて、直接お金を渡すことができない人でも、アイムインを通じてお金を出すことができるので、多くのお金を集めることができているのだと思います」

「アイムイン」では、プロジェクトをオープンにするかクローズドにするかを選択可能。「どちらのパターンであっても共通しているのは、お金を集めるプロセス自体に楽しさがあること」と澁谷さんは語ります。

澁谷さん「みんなでひとつの体験を作り出すことをユーザの方々は楽しんでいます。サプライズイベントのためにお金を集めるようなプロジェクトだと、お金を集める過程で参加者がどんどん前のめりになっていって、最初は参加予定じゃなかったサプライズイベント自体にも参加したり。「アイムイン」でこうした面白い体験を生み出せるようにしていきたいと考えています」

「アイムイン」には、タイムラインという機能もあり、どの時点でいくらお金が集まっているのか、誰がお金を出してくれたのかが表示され、プロジェクトに関わっている人のコメントが一覧できるようになっています。こうした見せ方も、参加者が楽しめる一因かもしれません。

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「アイムイン」には、別の企画を雛形にして、タイトルや内容をコピーした状態でプロジェクトをスタートできる機能も用意されており、他のユーザが類似のプロジェクトを立ち上げるのに役立っているそうです。

澁谷さん「2016年は、ユーザ数を増やしていく1年にします。体制を強化して、サービスを成長させていきます。そのために、投資を受けることも検討中です」

気になる点はマネタイズ。クラウドファンディングというと、手数料ビジネスで、そのためにどのプラットフォームも大きなプロジェクトを成功させようと取り組んでいます。ひとつひとつのプロジェクトの規模が小さい「アイムイン」では、どうマネタイズしていくのでしょうか。

そのことを聞いたところ澁谷さんには、マネタイズのアイデアもあるそうで、そのアイデアを実現するためにも、サービスを成長させる必要があるそう。アイデアの内容が気になる方は、デモブースへと足を運んでもらえば、詳しく聞かせてもらえるかもしれません。

澁谷さん「お金の使い方のこれからに関して、いろいろと実験的な取り組みをしていきたいと考えています。課題の解決に関して、色んな方とディスカッションできればと思っていますので、ぜひブースに足をお越しください」

スタートアップによるスタートアップのためのお祭り「THE BRIDGE FES」は、2016年2月19日に開催!デモピット参加100社も募集しているので、関心のある方は情報をチェック!

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Junya Mori

Junya Mori

モリジュンヤ。2012年に「Startup Dating」に参画し、『THE BRIDGE』では編集記者として日本のスタートアップシーンを中心に取材。スタートアップの変革を生み出す力、テクノロジーの可能性を伝えている。 BlogTwitterFacebookGoogle+

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