IMJ-IPが、日本のスタートアップ向けに60億円規模のファンドを立ち上げ

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シンガポールを拠点とする IMJ Investment Partners は、日本のテック・エコシステムを加速するため、IMJ Investment Partners Japan Fund 1(IMJIP Japan Fund 1)を立ち上げたことを発表した。このファンドは既に20億円を集めており、2016年末までに60億円達成を目指している。このファンドのプリンシパル・メンバーは、代表パートナーの奥野友和氏とパートナーの岡洋氏が務める。

IMJIP Japan Fund 1 は、金融、ヘルスケア、教育、セキュリティ、印刷、不動産、アパレルなど、日本を拠点とするすべてのバーティカルのテック・スタートアップへの出資に特化している。IoT、ロボティクス、ブロックチェーン、拡張現実、仮想現実、人工知能といった新しい技術の成長にも資金を注入する。

IMJ Investment Partners はブログ投稿の中で、このファンドがシリーズAラウンドか、それ以降のステージへの出資の照準を合わせていると述べている。IMJ Investment Partners は以前から東南アジア市場に照準を置いてきた。最近ポートフォリオに追加されたスタートアップには、インドネシアを拠点とする AsmaraKu や、インドネシアのガジェット比較サイト Pricebook などがある。

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IMJ Investment Partners は2012年の設立。それから半年後には、シンガポールに本社を開設し、東南アジアで事業を開始した。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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