遠隔医療サービス「PORTメディカル」を運営するポートが総額9億円の第三者割当増資を実施

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左から、Eight Roads Ventures Japan 村田純一氏、ポート CEO春日氏、COO丸山氏
左から、Eight Roads Ventures Japan 村田純一氏、CEO春日氏、COO丸山氏

今春の本格リリースに向けて動く遠隔診察サービス「PORTメディカル」。慢性疾患を中心に、医師による遠隔治療を提供するプラットフォームです。この度、ポートメディカルを運営するポートが、総額9億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。引受先は、Eight Roads Ventures Japan、三菱UFJキャピタル、グローバル・ブレインの3社です。

これまで、採用支援事業やメディア事業などを運営してきたポート。2015年11月に参入したヘルスケア領域では、そのメディア展開により、ヘルスケア、中でも医療領域における課題が浮き彫りになり、その解決策の一つとして、情報通信機器を用いた遠隔医療サービスのPORTメディカルをリリースしました。

今回調達した資金は、ポートのメディアコンテンツ拡充、テクノロジーの強化、そして新規事業の拡大に使われるとのこと。

2016年度中3,000万人のユーザー獲得を目指すメディア事業では、コンテンツの充実だけでなく、現在のキャリア・旅行・ヘルスケア・金融以外の領域への展開も視野に入れています。同時に、自然言語処理や人工知能を用いたレコメンドエンジンなどの技術開発に取り組み、既存および新規サービスに活かしていく予定です。

ポートの新規事業の一つであるPORTメディカルについては、事業拡大に向けて、まずは行政、医療機関等などさまざまなステークホルダーとの連携に注力していきます。日本国内における遠隔医療サービスの先駆けであるPORTメディカルの今後の展開に注目です。

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