ヒトカラメディア、居抜きでのオフィス移転をサポートする会員限定マッチングサービス「スイッチオフィス」を開始

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スタートアップは人数が急激に増えるため、オフィスの移転頻度も高い。だが、オフィスの移転には高いコストがかかってしまう。毎回調達のたびにオフィスを移転し、その移転にコストがかかってしまうことはスタートアップにとって悩みの種だ。

これまで複数のスタートアップのオフィス移転をサポートしてきたヒトカラメディアが、オフィスの「入居者」「退去者」に対して、居抜きオフィス移転をマッチング・サポートする会員限定サイト「スイッチオフィス」を公開した。これにより、オフィス入退去時の原状回復費や内装構築費を大幅に削減できる「居抜き」でのオフィス移転サポートを強化する。

居抜きでの退去を希望する企業は、現在入居しているオフィスの情報をスイッチオフィスにエントリーする。入居を希望する企業は、審査を経てスイッチオフィスに掲載されたオフィス情報を、閲覧、問合せ、内見が可能になる。

ヒトカラメディアは、居抜きでの契約までのサポートも一括して行う。マッチングを会員限定となっているため、情報を出す側も、探す側も安心して利用することができそうだ。閲覧、掲載に関しては無料、ヒトカラメディアが間を取り持ち、契約締結まで至った場合には、通常の仲介取引同様、仲介手数料が発生する。

居抜きで移転することはコストを低く抑えられる一方、物件情報がなかなか表に出ないため、マッチングが困難になっていた。また、居抜きでの移転はビルオーナーからの理解を得にくいのが現状だ。スイッチオフィスは、オフィスの居抜きに対する認知度を上げ、企業の居抜きに関する情報発信・情報取得を支援するプラットホームとなることも目指すという。

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