成長中の「フレンチテック」ーーフランスでVC調達額が昨年11%増加

Chris O'Brien by Chris O'Brien on 2016.3.16

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Image Credit: France Flag

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フランスがテック界におけるイメージを一新する取り組みを継続している中、同国のテック経済が著しく成長していることを示す喜ばしい中間報告が上がっている。

ベルギーに拠点を置くヨーロッパのニュース及び情報サイトのTech.eu が本日発表した報告によると、フランスの企業は、2015年にベンチャーキャピタルから10億5000万米ドルを調達し、2014年と比べて調達額を11%増加させたという(編集部注:原文掲載3月3日)。Tech.eu によると、この調達額増加により、フランスはヨーロッパの4大テック経済の1つに位置づけられることになり、イギリス、ドイツ、イスラエルを上回っている。

他のエリアと比較すると、サンフランシスコとシリコンバレーの企業は、昨年ベンチャーキャピタルから272億米ドルを調達した。スタートアップ企業に関して言うと、フランスの調達額はアメリカのシアトルやシカゴなどの地域と肩を並べる。

Tech.euによると、最も重要な点は、フランスの資金調達のほとんどが2015年下半期に集中していることで、今年1月と2月に入っても継続的な増加があったことだという。とりわけフランスは、ハードウェア、eコマース、企業用Saasの資金調達に成功していたことが重要点として挙げられている。

フランス政府は近年、「French Tech」ブランドを積極的に推進しており、起業家をサポートしたり呼び込んだりするための多くのプログラムをスタートさせている。

同時に、フランスは官僚的でかつ保守的と称されることに対抗しようとしているが、フランスとシリコンバレー大手テック企業との間で生じている規制と税金に関する対立から、アメリカの多くの企業はフランスを反革新的と見ている。また、最近の欧州委員会の報告によると、フランスは、(政府、一般市民共に)新しい技術を積極的に受け入れていくという姿勢においては「後れを取る」リスクがあるという。

Tech.euの報告ではフランステック経済の成長について触れられているが、イギリス、ドイツ、イスラエルなどのより成熟したテクノロジーハブと比べて案件の規模やイグジットなどの差は依然として大きいままであることも指摘されている。

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【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

“summercamp"/

Chris O'Brien

Chris O'Brien

フランスのトゥルースを拠点に活動するヨーロッパ特派員。政府の支援を受け、3年間にわたり人がカスレ、バター、ワインをどれほど消費しているかを研究している。以前は15年間にわたり、San Jose Mercury News や Los Angeles Times でシリコンバレーを取材。それを証明するかのように、今もシリコンバレー時代の能力を発揮している。南仏の生活コストの安さをシリコンバレーの人が知ったら、どうなることかと毎日思っている。

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