ジョイアスが開発する、なでると声がでる抱きまくら「痛すぽ」が正式リリース、今後はキャラクターコラボなどの展開も

Eguchi Shintaro by Eguchi Shintaro on 2016.3.16

itasupo
クラウドファンディングで一躍注目となった、なでると音声がでる新感覚の抱きまくら「痛すぽ」。その「痛すぽ」が4月1日に正式リリースすると発表した。すでに。「痛すぽショップ」では予約販売も受け付けており、早ければ3月末には発送するという。

「痛すぽ」を開発しているジョイアス代表取締役の内村康一氏は、もともとIT商社やベンチャーを経て、九州工業大学の研究員として勤めていた。脈拍を取るための非接触のセンサーなど、センサーを使ったさまざまな研究をしていたなかで、布の触り心地を検出するセンサーをきっかけに、以前から考案していた 声の出る抱きまくらのアイデアと結びつけたことが商品開発のきっかけだったという。

もちろん、ただ声の出る抱きまくらでなく、できるだけ「人間に近づける」ことに内村氏はこだわったという。ただ声がでるだけでなく、軽くなでると喜び、激しくなでると嫌がるなど、タッチの程度によって発する声が変化するという。ちなみにこれは、パルス波というなでる時に感知する波をキャッチすることで成り立ってとのこと。波をセンサーが記憶し、受け取ったデータをサーバーに送り、サーバー側でこのユーザーは何月何日にどれくらいなでたかという点を記録。なでていない期間もわかるため、その期間に応じて親密度も変化するなどセンサー技術やデータ解析が活用されている。

開発のアイデアをもとにクラウドファンディングサイト「Makuake」にプロジェクトを掲載。目標金額50万円を大きく上回る370万円以上が集まったという。そして、今回のリリースではこれまでのテスト版を改良し、電池1つで作動し、センサーの反応速度も半分になることで、よりリアルタイムなコミュニケーションが可能だという。また、「痛すぽ」では公式ボイスだけでなく、ユーザが投稿したボイスを聴ける「投稿ボイス」やプライベート音声を楽しめる「マイボイス」機能なども実装。

今後は、自社のキャラ開発だけでなく、同人作家ネットワークをもつ同人ショップやアニメ、マンガ関連と連携しながら、キャラクターグッズのコラボによる商品開発を進めていくという。開発強化のために資金調達を視野にいれながら、アニメとの親和性の高いアジア圏などの海外展開も見据えている。アニメ業界に対して新たなコンテンツづくりを提供する製品を目指している。

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Eguchi Shintaro

Eguchi Shintaro

ヒト、コト、モノをつなぐ編集者。ビジネスからデザイン、法律関係など分野を横断して動いています。THE BRIDGEでは、地方の起業家の取材や、ベンチャーに関わる法案や行政の動きなどを追いかけています。

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