予約から販売まで一気通貫ーークラウドファンディング「Makuake」がEC機能をリリース

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makuake store

この頃、クラウドファンディングに関するニュースが多い。それだけ変化の余地が残されているテーマということなのだろう。クラウドファンディングの仕組み自体における変化と、バリューチェーンの前後における変化とがある。今回お知らせするのは後者のニュースだ。

サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングサイト「Makuake」がEC機能をリリースした。Makuakeを通じてクラウドファンディングを成功させた商品は、同社が運営するECから商品の販売が可能になる。

商品を販売するプロジェクトは、プロジェクトページに、新たに「ショッピング」のタブが追加され、商品を購入可能になっている。「Secual(セキュアル)」や「Siphon(サイフォン)」など、過去に本誌で紹介したプロジェクトも商品が販売されている。

「Makuake」は数あるクラウドファンディングの中でも、企業のテストマーケティングとして利用されたり、分析機能をリリースするなどマーケティングツールとして活用されているイメージが強い。今回のリリースは、さらにマーケティングとしての利用価値を高める。

「Makuake」では、お金を集め、商品を開発後、そのまま販売することまで可能になった。何かしら商品の開発を考えている未来の起案者にとって、この機能は大きいのではないだろうか。

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