レジュプレス、ビットコインに迫る勢いのEthereum(イーサリアム)基軸の仮想通貨「Ether」の売買を開始

Junya Mori by Junya Mori on 2016.3.14

Ethereum

ビットコイン取引所「coincheck」を運営するレジュプレスが、本日新たにEthereum(イーサリアム)の基軸となる仮想通貨「Ether(イーサ)」の売買の提供を開始する。

イーサは、仮想通貨時価総額においてビットコインに次ぐ規模まで成長しており、注目を集める仮想通貨だ。レジュプレスによれば、2016年1月に約7,200万ドルだった時価総額は、2016 年 3 月 11 日現在で約8億ドルとなるなど、急激に成長。リップルやライトコインなど、他の全てのアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の合計額を超えている。

イーサを知るためにはイーサリアムについて知る必要がある。Ethereum(イーサリアム)とは、ブロックチェーンにスマートコントラクト(契約情報)を記述する仕組みやのことを指す。

スマートコントラクトとは何か。これは人と人が交わす契約の内容を、コンピュータのスクリプトにして、コンピュータが理解し、処理できるようにしようというもの。たとえば、誰が誰に何を担保に何円借りて、いつごろに返すと約束したのかといった、複雑な権利に関することまでコンピュータが処理できるようにする。

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ビットコインに用いられていたブロックチェーンから、イーサリアムへと変わり、契約を記述できるようになることで、応用の幅は格段に広がる。株券、エスクロー取引、債権といった金融関連のものから、デジタルコンテンツやクラウドストレージといったものまで、中央集権的な仕組みでなく分散型で実現できる。

この世界の注目を集めるイーサリアムを基軸とした仮想通貨がイーサだ。イーサは、レジュプレスはこの通貨に対応し、ビットコインと同様、「coincheck ウォレット」で、売買や管理ができるようになる。

レジュプレス 取締役の大塚雄介氏は、イーサリアムへの期待についてこう語る。

大塚氏「ビットコインはお金のデジタル化です。一方、イーサリアムは、お金以外(不動産登記・債券の移転etc)のデジタル化をも実現する可能性があるテクノロジーであると考えており、イーサリアムは、スマートコントラクトを実現できるプラットフォームになると期待しています」

購入方法も、ビットコイン同様、銀行振込で購入可能だ。クレジットカード決済での購入も利用可能になる予定となっており、今後、イーサを扱った取引所もリリース予定だ。

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Junya Mori

Junya Mori

モリジュンヤ。2012年に「Startup Dating」に参画し、『THE BRIDGE』では編集記者として日本のスタートアップシーンを中心に取材。スタートアップの変革を生み出す力、テクノロジーの可能性を伝えている。 BlogTwitterFacebookGoogle+

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