10代のインフルエンサーを抱えるスタートアップ VAZ が 投稿が3時間で消えるコミュニティアプリ「PROF」をリリース

Junya Mori by Junya Mori on 2016.3.27

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10代の若者に大変人気となった動画アプリ「MixChannel」、海外で勢いが衰えることなく成長する「SnapChat」。若者が利用するコミュニケーションツールは日々変化しており、この層に支持されたサービスは、勢い良く成長する。

以前、ショート動画特化プロダクション事業を提供するVAZというスタートアップを取材した際に、10代がどのようにソーシャルメディアを利用しているかを聞かせてもらった。この時にも、「そんな使い方をするのか」と驚かされた。

10代で自ら映像を作り、VineやMixChannelに投稿していくことで、大きな影響力を持つに至ったインフルエンサーを抱えるVAZ。若者の感覚を理解し、彼らにリーチできる影響力も持った同社から新たなプロダクトが生まれた。

”今”を共有するコミュニティアプリ「PROF」

VAZが本日提供を開始した「PROF」は、”今”を共有することにフォーカスしたコミュニティアプリだ。

ユーザはアカウントを作成し、「なう」を投稿する。「なう」はテキスト、写真、映像等で行うことができ、投稿時には全体に投稿するか、「音楽」「恋愛」「ファッション」など、いくつかのカテゴリから投稿先を選択することができる。

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投稿した「なう」は3時間で消えてしまう。ユーザはランダムで表示される「なう」を見て、スワイプでスキップするか、「Renow」をして拡散するかを選べる。拡散された「なう」はより多くのユーザの目に止まる。

投稿された「なう」に対して、ユーザが可能なアクションは、先述の拡散に加えて、コメントを残すこと、そしてハートを押すことだ。ハートを押すと「なう」が消えるまでの時間を1秒伸ばすことができる。

投稿された「なう」には、消えるまでの残り時間と、何秒延長されてるかが表示される。時間切れとなり、拡散が終了した投稿は「わず」として自身のプロフィールページ上に格納される。

VAZ代表取締役の森 泰輝氏は、

森氏「投稿された「なう」を、ユーザはいつもすぐに見られるわけではありません。だからといって、いつでも見られるという状態だと、リアルタイム性にかけます。そこで私たちは、リアルタイム的でありつつ、あとからキャッチアップもできる時間の長さとして3時間と設定しています。」

とコメント。目に止まったり、更新の通知が来たとしても、いつもすぐに確認できるとは限らない。だが、「後で見よう」となるだけでは、その「後」がいつまで経っても来ないことも多い。時間に制限を設けることで、「見に行かなきゃ」と感じさせることが重要なのだろう。

そして、投稿が消えるという機能には「どうせ消えるから」と、ユーザの投稿へのハードルを下げる役割がありそうだ。

プロフィールページで自分を表現

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「PROF」というアプリ名にもある通り、プロフィールページが重要だと森氏は語る。若いユーザたちは、プロフィールページで自身のブランディングを行い、彼らにとって、プロフィールページは”表現の場”となっているというのだ。

プロフィールページでは、プロフィール文の設定と、TwitterやInstagramといったソーシャルメディアのアカウントを追加できる。「PROF」はコミュニティ機能も用意しており、入っているコミュニティもプロフィールページで可視化される。どんなコミュニティに所属しているか、というのは自身の属性を伝える上で効果的だ。

あしあと機能やメッセージ機能もあり、ユーザ同士のコミュニケーションを生み出す仕組みを盛り込んでいる。作成されたプロフィールページは、URLも発行されており、URLをソーシャルメディア上で共有することもできる。「ソーシャルメディア時代は流し込みが重要なんです」と、森氏は語る。

ユーザが投稿する「なう」もTwitterと連携してポストすることもできるようになっており、自身の投稿へと人を誘導できる。VAZは、Twitter上で影響力を持つインフルエンサーを抱えているため、Twitterへの投稿を行いながらユーザを増やしていく。

Twitterとの連携をせずとも、「PROF」のポテンシャルは計り知れない。正式リリース前に、20人ほどのユーザに使ってもらったところ、PVは日に8000〜10000ほどになったそうだ。

森氏「VAZの登録クリエイターたちにも、新しく制作した動画を「PROF」に投稿してもらいます。アプリのリリース初日で、100万PVを目指したいと思っています。」

と「PROF」への意気込みを語った。

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Junya Mori

Junya Mori

モリジュンヤ。2012年に「Startup Dating」に参画し、『THE BRIDGE』では編集記者として日本のスタートアップシーンを中心に取材。スタートアップの変革を生み出す力、テクノロジーの可能性を伝えている。 BlogTwitterFacebookGoogle+

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