仮想現実トレッドミル(ランニングマシン)のVirtuixが「ミニ株式公開」で出資者を募集へ

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2016.3.13

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Image Credit: Dean Takahashi / VentureBeat

<ピックアップ> VR treadmill maker Virtuix runs toward a mini-IPO

汎用の仮想現実体験トレッドミル(ランニングマシン)メーカー、Virtuix社が「ミニ株式公開」に向けて動いているようです。同社はテキサスはオースチン拠点の企業で、仮想現実ゴーグルを着けた状態で走ったり動いたりできるトレッドミルを提供しています。ちなみに記事によると、VRだけの市場についてはDigi Capitalの試算で全部門、プラットフォーム合算で300億ドルになるという情報もあるそうです。

興味深いのは彼らがとった株式公開の方法で、いわゆるクラウドファンディング方式なんですね。通常、KickstarterやIndigogoなどのプラットフォームで実施するクラウドファンディングは「購入型」というもので、プレッジ(予約)してくれた金額に応じて、成立した後に商品やサービスを提供するのが一般的です。

これに対してクラウドファンディングによる株式購入はJumpstart Our Business Startups(通称:JOBS ACT)で追加された第4条の除外項目によって実現が可能になったもので、非公開企業が不特定多数にSEC(米国証券取引委員会)へ登録することなしに少額の出資金を集めることができるようになったものです。(この辺りは森・濱田松本法律事務所の増島雅和氏のブログに詳しいです

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さておき、今回Virtuix社が利用するのもこの手法です。集める資金は1000万ドルほど(120円換算で12億円程度)で、確かに購入型のクラウドファンディングで集めるには少々大きいのと、使途が購入型だと合わないのかもしれませんね。利用するプラットフォームはSeedInvestで、3月23日から募集を開始するとのこと。

同社の創業は2013年4月。これまでに900万ドルを調達しており、インベスターにはMark Cubanなどが名を連ねているようです。これでに販売した台数は4000台で、従業員は31人だそうです。

via VentureBeat

 

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