「スマートはかり」で食品ロスを削減、ロンドンのスタートアップWinnowがシリーズAで330万ドルを調達

Chika Kietzmann by Chika Kietzmann on 2016.3.3

image via. Flickr

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<Pick Up> Food waste smart meter Winnow bags $3.3M further funding

外食産業用に「スマートはかり」を開発しているロンドンのスタートアップ、 Winnow があらたに330万ドルを調達した。

同社はこの追加資金を元に製品のさらなる改良およびサービスのグローバル展開を目指す。 シンガポールにアジア拠点を設置したばかり。

Winnowは、外食産業における食品ロスの削減をミッションに、タブレット操作できる厨房用「スマートはかり」を開発している。従来のように廃棄した食品を手作業で記録する代わりに、 ゴミ箱の下に設置した「スマートはかり」が廃棄された食品を計量する。

厨房スタッフが専用タブレットのタッチスクリーン上で該当する食品カテゴリーをタップすれば、どんな食品がどれだけ廃棄されたかが簡単に記録できる。 クラウドのプラットフォームへ送信されたデータは Winnowが独自開発したアルゴリズムで分析される。

厨房管理者はその日のレポートをメールで受け取り、どんな食品に特に無駄が多かったかをチェックすることで、食材の調達を最適化できる。

同社によれば、食品ロスの削減により外食産業はおよそ 30-60 %の利益率アップが見込めるという。2013年5月に開始したこのサービスは既に200軒を超えるレストランが利用している。

昨年 12月、フランスでスーパーによる売れ残り食品の廃棄を禁じる法律が制定されるなど、食品廃棄問題への関心はますます高まっており、今回のシリーズAラウンドはグッドタイミングだ。

via techcrunch

(執筆:キーツマン智香)

Chika Kietzmann

Chika Kietzmann

Chika Kietzmann。ドイツ在住フリーランス日英独翻訳者・ライター。ドイツ発の科学やテクノロジーについて発信するブログを運営中。 Blog: sci-tech-germany.com Twitter: @ChikaCaputh

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