家計簿サービスのZaim、POSデータのスマホ自動連携によるクーポン配信やローン・保険の返済シミュレーション機能を追加

Eguchi Shintaro by Eguchi Shintaro on 2016.3.9

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家計簿サービス「Zaim」は、これまでにもらえる給付金を集約・抽出する「みんなの給付金」をリリースするなど、家計簿の帳簿だけでなく集まったデータをもとにした機能を実装してきた。今回実装されたのは、POSデータをもとに自動連携でクーポン配信機能だ。

ソリマチ技研と共同で、ZaimとPOSアプリケーションシステム「UNITE-R2 POSi」を組み合わせることで実現している。ユーザは商品購入時にポイントカードのバーコードを提示し、ポイントカートとZaimを連携させることで、POSからZaimへ購買データをすぐさま反映し、自動記録を行う。

これにより、特定の商品を購入した利用者や購買頻度の高いロイヤルカスタマーに限定してクーポンなどを配信することができる。ユーザにとって便利な家計簿サービスであると同時に、企業に対してのマーケティング活動の場にも活用しようとする動きだ。現状はまだ試用版ではあるものの、今回のリリースをもとにテストマーケティングを行いながら正式なサービスとして実装する予定だ。

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また、先日にはローンや保険のシミュレーションが行える「わたしのローン」「わたしの保険」の記録帳機能を発表している。住宅ローンの返済シミュレーションを通じて、借り換えや繰上げを行った場合の利息総額、支払い回数、期間短縮の効果を表示させ、比較することができる。現状の契約内容との差額をもとにした返済計画を行うことができる。

ユーザにとって便利なサービスとしてのユーザ体験を提供する仕組みを提供しながら、Zaimに蓄積されたさまざまなユーザデータを活用したビジネス展開も動きも見せ始めた。数年前に勃興した家計簿サービスが、次なる形に次第にシフトしはじめている。

Eguchi Shintaro

Eguchi Shintaro

ヒト、コト、モノをつなぐ編集者。ビジネスからデザイン、法律関係など分野を横断して動いています。THE BRIDGEでは、地方の起業家の取材や、ベンチャーに関わる法案や行政の動きなどを追いかけています。

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