サービスマネジメントツール「ClipLine」がベネフィット・ワンと提携、現場の動きがポイントに変わる仕組みを提供

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サービスマネジメントツール「ClipLine(クリップライン)」を開発するジェネックスソリューションズが、ベネフィット・ワンとの業務提携を発表した。

ベネフィット・ワンは、優秀な成績を残した社員や勤怠の良い社員にポイントを付与し、ポイントを活用して好きな商品と交換ができるポイント報奨制度「インセンティブ・ポイント」を提供している。

両社は今回の提携により、サービスマネジメントプラットフォーム「ClipLine」に、ベネフィット・ワンが提供するポイント報奨制度「インセンティブ・ポイント」を連動させた「クリップラインポイント(仮)」を2016年6月から提供を開始する。

「ClipLine」がサービスを提供している小売やサービス業の多店舗展開企業では、離職防止、採用強化、労働環境待遇向上等が経営課題となっている。「ClipLine」では、スタッフがどんなアクションをとっているかが可視化されるため、可視化されたアクションをポイントにし、物理的なインセンティブへと変えようというのが今回の提携の狙いだ。

ClipLine_IncentivePoint_プレスリリース用_仕組みイメージ1

「クリップラインポイント(仮称)」は、サービス・小売業界の離職防止や採用強化、労働環境の待遇向上を支援する目的で用意された制度だ。

「クリップラインポイント(仮)」が導入されると、従業員は「ClipLine」上で行うクリップ閲覧、レポート投稿、コメント等のアクション実施や、特定の ToDoの実施完了後に、ポイントが付与される。

従業員は貯まったポイントを、ベネフィット・ワンの宿泊施設の利用や、レストランの食事券、映画や観劇などのエンターテインメントチケット等、約20,000メニューと交換することができる。

「ClipLine」はどちらかといえばマネジメントをする側のために用意されている機能が多かった。今回の「クリップラインポイント(仮)」は、現場のスタッフがモチベーションを高めるための仕組み。

実際に、「クリップラインポイント(仮)」によってどの程度離職防止や採用強化などの数字の改善に貢献するかは、サービスを提供しながら様子を見ていくという。

現場のマネジメントをするためのツールはいくつか登場してきている。ClipLineが他のサービスとの違いを明確にしていくためにも、「クリップラインポイント(仮)」の行く末は重要なものになりそうだ。

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