元サムライインキュベートの両角将太氏、福岡にフォーカスしたシード向けファンド「F Ventures」を設立

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.4.4

サムライインキュベートが設立されたのが2008年。同社が拠点を東京・天王洲アイルの Samurai Startup Island に拠点を移して以降、4年半にわたり、ディレクターとして同社のインキュベーション活動やプログラム運営にきたのが両角将太(もろずみ・しょうた)氏だ。彼は学生時代からブログ「Entrepreneurs’ Mind」のインタビューを通じてスタートアップ・シーンに関わりはじめ、社会人デビュー後も、その人生の多くを起業家の軌跡を追いかけるのに費やしている。既報の通り、彼は今年1月にサムライインキュベートを退社、次なる進路へと歩み始めていた。

そして今日4月4日、両角氏は自らのスタートアップ・ファンド「F Ventures」の組成を発表した。ファンドの規模は5億円で、今後約一年をかけて LP 10社程度から出資を募る予定。

f-ventures_logo「F Ventures」の「F」は彼の生誕の地である福岡に由来しており、同ファンドは福岡出身の起業家、将来的に福岡に拠点を開設するスタートアップ、福岡と関係が深いアジアのスタートアップに、ワンショット500〜1,500万円程度の規模でシードラウンド投資に参加していく計画だ。近日中にも日本国内のスタートアップ2社、韓国のスタートアップ数社に出資することが決定している。

サムライインキュベートの〝「できるできないか」ではなく「やるかやらないか」〟の社是が、両角氏ほど身体に染み付いている人物はいないだろう。両角氏は、経験や知識よりも行動力を生かし、スタートアップ向けの広報活動のハンズオン支援、プログラミングスクールとの提携やハッカソンの開催による IT 人材の教育と創出などに注力していくという。

両角氏は当面、1ヶ月の半分を East Ventures の東大駒場オフィス、残りの半分を福岡の Startup Cafe を拠点に活動する計画だ。また、ナインティナインやロンドンブーツ1号2号の元マネージャーで、プロデューサー育成会社 QREATOR AGENT 代表の佐藤詳悟氏がアドバイザーとして参加し、投資案件の発掘や起業家支援に協力する。

<参考文献>

<関連記事>

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------