スカウト型新卒採用「OfferBox」に適正診断機能、優秀な自社社員の行動特性を持つ学生の検索が可能に

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OfferBox-company

今年3月に学生を検索するシステムに人工知能を導入したスカウト型新卒採用サイト「OfferBox(オファーボックス)」。2012年9月のサービス開始以降、2016年4月までに累計61,000人の学生が利用しています。利用企業数も1,480社を突破しました。

OfferBoxに新たに追加されたのが、企業向けの適正診断機能です。約3万名(現時点で適性審査を受けているのは1万7,000人超)の学生データベースから、活躍している自社社員と同じような行動特性を持つ人材を検索することができます。これによって、企業はエントリーしてきた学生を対象に適正診断をするのではなく、適性を踏まえた上での学生探しが可能になります。

累計50万人の受検実績に基づいてOfferBoxが独自に開発した適正診断「AnalyzeU(アナライズユー)」。100問の設問に答えることで、18項目の行動特性の偏差値を導き出すもの。具体的には、以下のような項目に対する偏差値を出してくれます。

【物事への取り組み方】
コミュニケーション力/主張性/献身性/外向性/誠実性/協調性
【周囲との関わり方】
明朗性/学習力/慎重性/自立性/忍耐力/発案力
【バイタリティの強さ】
素直さ/ストレス耐性/セルフコントロール力/困難に立向かう力/やりがいを追い求める力/好奇心

例えば、企業が教育して将来的に新規事業立ち上げを任せられる人材を採用したい場合。社内でその実績がある人材にAnalyzeUを受検してもらい、その結果をもとに同じような行動特性を持つ学生を探してアプローチすることができます。

学生によるAnalyzeUの利用は完全に無料です。企業は、OfferBoxの利用自体は無料で、学生が内定を承諾した時点で1名30万円の費用が発生する仕組み。組織内における適正診断の利用は無料ですが、適正診断結果を基に学生を検索する機能は、1ヶ月トライアル 5万円・3ヶ月プラン 10万5,000円、6ヶ月プラン 15万円となっています。(価格はどれも税別)

4月18日の適正診断機能の追加から間もないものの、既にオファー送信数が114%(診断機能導入企業の平均値)と増えているとのこと。変化が激しいこの時代に、その時々の人材ニーズに応じたより戦略的な新卒採用を実現してくれそうです。

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