君を採用しよう、でもまずはルールを共有させてほしい【寄稿】

by ゲストライター ゲストライター on 2016.4.6

James-Nord@fohrcardのファウンダーでファッション写真家のJames Nordさんによる寄稿記事です。Twitter アカウントは、@jamesnord。本記事は、Mediumに投稿された記事をJamesさんに許可を得て翻訳したものです。元の英語記事もどうぞ。


Gratuitous picture of our new office.
Fohr Card社の新オフィス

何年もの間、Fohr Card の従業員数は5人未満だった。これはつまり、全員が僕またはRichによるトレーニングを受けていることを意味した。彼らは僕らの横に座り、一緒に飲みに出かけ、共に歩み、僕らの口論を目撃し、また共に勝利を味わった。彼らは、僕らの脳が拡張されたような存在で、その仕事振りは目覚ましい成長を遂げた。

その後、小さく密な集合体が大きくなるにつれて、僕らの価値観・信念・文化・振る舞いについて、紙に書き留める必要があると感じるようになった。その結果、誕生したドキュメントを「A Preamble to Your Success」(君の成功への序文)と呼んでいる。それは、僕より賢い人(中にはBen Horowitzの言葉をそのまま拝借しているものもある)を含む様々なものに影響を受けて完成したものだ。また、立ち上げ初期からいる従業員とのコラボレーションでもある。

僕たちは、パートタイマーを含む新入社員全員に、オファーレターと共にこのドキュメントにも署名してもらっている。

チームに加わる従業員に対して、彼らにどんな人でいてほしいのかという僕たちの期待値を知らせることはすごく重要だ。これは、彼らに解決してほしい課題を伝える以前の問題だと思っている。さもないと、彼らは僕たちのコアバリューに反する形の解決を試みてしまうかもしれないから。

  1. 許しを請おう、許可ではなく。僕たちは、君の脳の働き方や考え方が好きで君を採用することにした。それをフル活用するための時間をかけてほしい。
  2. もし、何か問題につまづいたなら、ただコンピューター画面を凝視していてはいけない。そんな時、Rich は昼寝をするし、Jamesは散歩に出かける。君が必要なことをすればいい。
  3. 仕事の枠を越えて人生を謳歌し、その状態を維持しよう。僕たちは強い絆で結ばれたチームだ。でも、仕事の範囲を越えて成長することも重要だ。君の情熱を突き進むために僕たちにできることがあるなら、理にかなった範囲内でそれを手伝おう。
  4. どれだけ大きな脳も、認知していない問題を解くことはできない。もし、僕たちが何か間違いを犯していると思うなら、それを迷わず指摘してほしい。
  5. 信頼関係を大切に。大きな目標を掲げる小さな企業として、これは一番欠かせない要素だ。これがないと、コミュニケーションは破壊し、何もかもが崩れ落ちていく。僕たちがお互いを信頼する時、一人ひとりのアクションがどれも、共有された一つのゴールに向かったものであることを確信できる。
  6. 悪いニュースから先に。もし、自分の部署で何かまずいことが起きているなら、それをいいニュースより先に共有してほしい。
  7. 実行し、結果を出すのみ。長期にわたって小さな一歩と進歩を積み重ねることで、僕たちはこの市場で勝つ。失敗に終わるものもあるだろうが、成功するものもある。成功に向かって、小さなことを日々行っていくことが大切だ。
  8. 僕たちは、チームメンバー・プロダクト・利益をこの順番通りに大切にする。
  9. 僕たちはオフィス内で時に口汚い言葉を使い、音楽を爆音でかけ、午後5時前にウィスキーを飲むことがある。全員にこれを強いることはないが、これが変わることはない。
  10. あきらめないこと。僕たちは粘り強い。ゴールを達成し、プロダクトのリリースに漕ぎ付けることが時に不可能に感じられることもあるだろう。その通りなのかもしれない。でも、失敗するのはいいが、決してあきらめてはいけない。逃げ出す人には、すぐに辞めてもらう。
  11. 環境を尊重すること。毎日スーツやワンピースを着る必要はないが、プロフェッショナルな身のこなしをしてほしい。Tシャツ、サンダル、フリース、帽子は最小限に止めよう。職場にスウェットパンツを履いて来たなら、君はまっすぐ家に帰ることになる。
  12. 僕たちは、人のことを一度の誤ちに基づいて判断することはしない。だから、言い訳するのはやめよう。自分の失敗に正直に向き合い、同僚やマネージャーと共に未来の過ちを防ぐ方法を見つけよう。
  13. まず書き出そう。機能・営業戦略・パートナーシップについて、アイディアがあるって?まずはそれを書き出して、それを実現するために必要なことを具体的に考えよう。自分のアイディアを完全に考え抜く時間を設けることで、同僚の時間を大切にしよう。
  14. コミュニティを尊重しよう。その中の誰かに対して不満を感じていたとしても、それは自分の中に留めてほしい。僕たちは、この会社を現実のものにしてくれている人を決してバカにしない。
  15. いつ口を開き、いつ耳を傾け、いつ手を動かすのかを知ろう。
  16. コミュニティの中に「存在」すること。飲みに出かけ、ディナーをセッティングし、この業界で働く素晴らしい人たちに出会い、友人になろう。
  17. 僕たちは、Assholes(嫌な野郎)を許容しない。気難しい?いいだろう。要求が高い?それも構わない。嫌な野郎?お断りだ。
  18. 個人主義を祝福しよう。この街、そしてこの会社には変な奴が溢れている。君の変人っぷりを旗を上げて楽しもう。
  19. 僕たちは、ありのままの君を採用した。でも、君がそれ以上のものになることを期待している。その代わり、君はその成長を促すために必要なチャレンジを僕たちから期待してほしい。
  20. 最良の状態を推測し、最悪の状態に向けて準備しよう。僕たちがやる全てのことが成功すると信じ、でも、そうならなかった場合のための計画を用意しておこう。
  21. 批判的になることは簡単だ。役に立つことのほうが難しい。問題や批判に直面したら、それを見くびるのではなく、解決するために動こう。
  22. 同僚の仕事内容について理解する努力をしよう。
  23. それがオフィスの中でも外でも、元気?と聞かれた時に「忙しい」と答えないこと。つまらない人間こそ、忙しい。魅力的な人は、はつらつとしている。

(翻訳:三橋ゆか里)

 

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