臨床心理士に質問できるQ&Aサービス「Reme」が「ワンコイン相談し放題」にリニューアル、事前受付開始

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Reme-renewed
リニューアル後のRemeのサイトイメージ

2015年10月にβ版のサービスを開始した「Reme(リミー)」。匿名で臨床心理士に質問できるQ&Aサービスですが、この度、大幅にリニューアルすることを発表しました。また、今夏リリース予定の「ワンコイン相談し放題サービス」の提供に先立って、事前申し込みの受付を開始しました。

リニューアル後のRemeは、月額500円でスマホやLINEで専門家に相談し放題のサービスになります。また、メンタルに関するセルフチェックを無料で行うことができたり、うつ病など約50の症状のポイントを臨床心理士が解説するコラムを利用することも。18歳以下なら、無料相談も可能です。さらに、中小企業向けのストレスチェックやワンココインメンタルケアも提供していきます。

約半年間にわたるテスト期間中、Remeを利用したのは20代〜40代の約400名のユーザです。現在進行形で治療中の人、過去に治療歴のある人などさまざまなユーザから、うつ病の症状、職場や学校での人間関係、ストレスとの向き合い方などについての相談が集まりました。約100名のユーザに対してヒヤリングを実施した結果、「相談するのが恥ずかしい」「薬や病院が怖い」「費用が高い」といった理由で、周囲に相談できなかったり、病院に行くのをためらっている現状があったと言います。

一方、RemeのQ&Aサービスに対しては、「専門家に手軽に相談できるのは有り難い」「誰かとつながってる安心感がある」といった声が多く聞かれています。また、肝心の専門家の回答に対する満足度も、「満足」「やや満足」が全体の70%程度を占めており手応えを感じています。Remeでは、匿名相談に対して専門家が100%回答してくれるため、必ず返事が返ってくるという安心感に繋がっているようです。

リニューアルのタイミングで、相談員を臨床心理士だけではなく、精神保健福祉士、看護師、産業カウンセラーなど幅広い専門家にまで広げることで、より幅広い相談に答えられる体制を整えていくとのこと。リニューアル第一弾の後には、精神保健福祉士によるトータルコーディネートサービス、いじめ等の問題通報サービス、専門家によるフィードバックがついた行動記録表機能などの提供を予定しています。

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