音楽ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」利用アーティストへの総支払い額が6億円を突破

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2012年10月にサービスインした米大手音楽ディストリビューションサービス「TUNECORE」の日本版「TuneCore Japan」。

アーティストは、「TuneCore Japan」を利用することで、楽曲をiTunes Store、Amazon Music、Google Play、MySpace、Spotifyなど世界中の配信ストア販売、配信できるサービスだ。同サービスでは、配信ストアの手数料を除いた金額をすべてアーティストに還元している。

昨年、日本では有名アーティストから勢いにのる若手アーティストまで、幅広いアーティストがTuneCore Japanを通じて楽曲を提供。同サービスを通じた、アーティストへの還元額が2015年末時点で6億円を突破した。

2015年度のみで、3億5千万円をアーティストに還元し、2016年度中には10億円を突破すると見込んでいる。本国の米国「TuneCore」でも昨年1.42億ドル(約156億円)をアーティストへと還元しており、前年比7%増となっているという。

「TuneCore Japan」がサービスインした当時と比べて、着実にデジタル音楽のインディペンデント市場は拡大しているようだ。加えて、音楽ストリーミングサービスの市場も急激に成長している。

「TuneCore Japan」が目指すのは、日本の音楽を海外で販売すること。現在は、売上の10%ほどが海外からとなっており、この先、海外の売上比率を50%まで成長させたいと考えているという。

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