シリコンバレーの開発者養成スクール「Make School」がZ会と共同で2016年夏季集中型コースを開講

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過去に日本から参加した人のインタビュー記事(高橋麻衣さん河本和宏さん)をお届けしてきた「Make School」。その実践的なプログラムで、従来の大学を置き換えるという大志のもと運営される開発者養成スクールです。そんなMake Schoolが、2016年夏、Z会と共同で夏季プログラミングスクールを開講します。

7月24日(日)〜8月11日(木)までの間、3週間にわたって「基礎」「応用」「iPhoneアプリ作成」が学べるプログラム。対象は中学1年生以上で、プログラミング経験は問われませんが、Make School の通常コースと同様、プログラミングの基礎知識は必要です。

教鞭をとるのは、米国のMake Schoolが本コースのために採用した数名の講師です。授業はすべて英語で行われます。コース1週目では、Appleの新プログラミング言語「Swift」などプログラミングの基礎を学び、基本的なプログラムを作成します。2週目では、前週に学んだ概念を用いて基本的なアルゴリズムを実装。最終週には、人気のiPhoneゲームを複製しながら、最終的には自分でゲームを開発する流れ。

「アメリカの最先端のプログラミング教育を日本で展開し、日本の学生に最先端を肌で感じて刺激を受けてもらいたいです。遊びで取り組むのではない、本格的なプログラミング教育を提供したいという思いがあり、すべて英語での講義にしています。なるべくシリコンバレーの雰囲気を教室に持ち込みます」。(草郷雅幸さん)

オープニングとクロージングのセレモニーの開催が予定されていますが、その他に自分が作成したアプリを披露するDEMO DAYを設けることを検討しています。

今年4月に公開した河本和宏さんへの取材にもあるように、今回のような夏季集中型のサマースクールに参加することでポテンシャルを示し、Make Schoolの2年プログラムに参加しているメンバーも少なくありません。

「今回のプログラムは米国のMAKE SCHOOLと同じ内容となりますので、当然チャンスは高まると思います。また、2017年度以降で、日本においてフルタイムのコースも検討しておりますので、今後さまざまな選択肢が用意できると考えております」。(草郷雅幸さん)

2016年サマースクールの申し込み締め切りは、6月30日(木)まで。また、6月18日にはMake School 創業者兼CEOのJeremy Rossmann氏が来日し、プログラミング教育に関する無料講演(通訳付き)を実施するとのこと。当日は、Z会の社員によるサマーアカデミーの個別相談も受け付けています。イベントの事前申し込みは、6月17日(金)17:00までとのことです。詳細は、Z会の特設ページをご覧ください。

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