メッセージングアプリとウェブをつなぐ「チャット・クラウド」Smoochが760万ドルを獲得

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モントリオール拠点のSmoochが最新の資金調達ラウンドで760万ドルを獲得したと発表した。(原文掲載日:8月8日)

この調達ラウンドはReal VenturesとiNovia Capitalがリードし、TA AssociatesとSmoochの創業者たちが参加している。資金はサンフランシスコとモントリオールのオフィスにて勤務する人材に使われるとし、これによってSmoochのオープンソースで提供されるカンバセーション・クラウドの拡大を目指す。

「Smoochは今回の調達ラウンドで得た資金をコンシューマー向けのメッセージングチャンネルおよびビジネスソフトウェアベンダーの獲得拡大に使い、その組織強化を推進します」と月曜日の発表で述べている。

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Smoochのカンバセーション・クラウドはウェブサイトやアプリ内に利用できる。 6月にSmoochはライブチャットクライアントで会話の利用が可能になったと発表している。これはよくウェブサイトの右下に出てくるアレで、FacebookメッセンジャーやLINE、WeChat、Twilio、その他のチャットプラットフォームに自動的に転送、同期することができるようになっている。

「私たちがやっていることは、どのようにすればウェブサイトにおける顧客や訪問者とのチャットがより使いものにできるのか、ということを真剣に考えることなのだと思います。なぜなら誰かがウェブページを開いたら即、それを顧客へと変えなければならないからです。それはたとえその人がウェブページを閉じた後でも、です」。

同社の共同創業者で製品担当責任者のMike Gozzo氏は6月の本誌インタビューにこのように答えている。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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