振込手続き自動化の検討もーーfreeeが住信SBIネット銀行とAPI連携を開始

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「クラウド会計ソフト freee」を開発するfreeeが、住信SBIネット銀行との入出金明細取り込みにおけるAPI連携を開始した。今後、振込手続きにおける「クラウド会計ソフト freee」と住信SBIネット銀行のインターネットバンキング連携も検討していくという。

「クラウド会計ソフト freee」は2016年8月15日から、住信SBIネット銀行の口座同期方法を金融機関側とのAPI連携に変更。順次、ユーザに登録の変更を促していく方針だ。

フィンテックと呼ばれるスタートアップでは、「API」をどれだけ機能させられるかが話題となることが多い。freeeの今回の動きも、APIで金融機関側と接続可能にすることで、ユーザの利便性を高めるためのもの。

両社は、「クラウド会計ソフト freee」とインターネットバンキングの連携をベースとした、振込手続き効率化サービスを共同開発していく。データを同期して閲覧できるだけではなく、振込の手続きもソフト上から可能になるとしたら、お金に関するユーザの行動がかなり変わりそうだ。

freeeは今年に入って、りそなグループ、鳥取銀行、ジャパンネット銀行など、様々な金融機関との提携も発表している。

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