キャリアライン、社員のストーリーを求人につなげる採用ブランディングツール「Humanism」のβ版をリリース

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キャリアライン代表取締役 山崎 晃平氏
キャリアライン代表取締役 山崎 晃平氏

昨年の7月、メールやSkype、対面でキャリア相談ができる仕事経験をシェアするサービス「CareerLine」が立ち上がった。

様々な企業に努めている人や職業の人が「サポーター」としてサイトに登録し、ユーザはメールやSkype、直接対面でサポーターに仕事の話を聞くことができるサービスだ。

メールやSkype、対面でキャリア相談ができる仕事経験のシェアサービス「CareerLine」がリリース

同サービスをリリースしたのは、当時リクルートキャリアに勤めていた山崎 晃平氏。「CareerLine」は注目を集めたものの、会社で働きながら、サービスを成長させていくことに苦戦したという。

サービスリリースから約1年を経て、会社を退職した山崎氏は、新たなサービスを開発。社会人向けのOB訪問から、採用ブランディングへと軸を移した。

Humanism

キャリアラインが開発するのは、採用ブランディングツール「Humanism」だ。企業に勤めるタレント人材と呼ばれる人々にフォーカスを当て、インタビュー記事等を掲載する。掲載された社員は、職種、年齢、入社年次、スキルといった条件で検索できるようになっており、他の求人サービスとは探し方が異なる。

ユーザは様々な企業に務める人材のインタビュー記事を読み、求人に応募したり、「興味を伝える」ボタンで共感したことを社員に伝えられる。共感したユーザに会いたいと思った企業からは、オファーが届くという。

まず、「Humanism」は2〜3ヶ月の間、クローズドβ版として運用を行う。同期間内では、モニター会員プランのみを10社に限定して提供する。初日から、楽天、ZUU、オロ、レバレジーズ、スマートニュース、リクルートコミュニケーションズといった企業で働く社員が掲載されている。

山崎氏が目指すのは、企業で働く1万人の優秀な人材を紹介することだ。そのためにも、クローズドβ版で提供しているうちにサービスをブラッシュアップし、年内に正式にリリースすることを目指す。

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