木曜朝160回の集大成——トーマツベンチャーサポートがスタートアップ111社を集め、Morning Pitch Expoを開催

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.8.2

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Morning Pitch Expo 冒頭で挨拶する、Morning Pitch プロデューサーの納富隼平氏

監査法人大手デロイトトーマツグループ傘下の法人で、スタートアップ支援を行うトーマツベンチャーサポートは Morning Pitch Expo を開催、日本の国内外から111社のスタートアップがブース出展した。Morning Pitch Expo は、トーマツベンチャーサミット 2016 の一部として開催されており、本イベントには定員ベースで1,000〜2,000人程度の参加者が訪問したとのことだ。

トーマツベンチャーサポートでは毎週木曜日の朝7時から、スタートアップ創業者と大企業の経営者や担当者を招いたイベント「Morning Pitch」を開催しており、これまでの累計開催回数は160回、累計登壇スタートアップは750社(一部資料では800社とされている)、参加者はのべ1万5,000人に上る。最近では、日本国内のみならず、日本の大企業と海外のスタートアップを結ぶべく、イスラエル、シンガポール、シリコンバレーなど海外のスタートアップハブでも「Morning Pitch」的なイベントを開催しているそうだ。

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午前中には、IoT、人工知能、ロボット・ドローン、FinTech、エンタープライズ・バックオフィス、ウェルネス、農業・食、不動産、ファッション、メディア、観光・インバウンドからなる11のバーティカルと、地方と海外という2つの分野について、それぞれを担当するトーマツベンチャーサポートのコンサルタントがカオスマップなどを使って、最新の動向分析を披露した。

プレゼンテーションの中で、これまでに THE BRIDGE 上であまり取り上げられていないトピックを聞くことができたので、そのうちのいくつかを紹介しよう。

  • (IoT)光るスニーカーの Orphe がポップハウス・ユニット「水曜日のカムパネラ」とコラボ、7月末にサンフランシスコで開催された J-POP SUMMIT で同ユニットのボーカル・コムアイが Orphe を着用してパフォーマンス
  • (IoT)Plant Life Systems、独自開発の生体センサーにより農作物の生育制御を実現——通常の1.5倍の高糖度トマトの生産に成功。
  • (人工知能)東工大スタートアップの SOINN、GPS の電波が届かない地下でも、付近の風景を撮影することで人工知能が現在地を教えてくれる技術(Incremental Center of Gravity Matching)を開発。
  • (人工知能)SOINN がセブン銀行ATM内の紙幣残量をモニタし機械学習でパターンを分析。ATM の現金集配の効率化を模索。
  • (農業・食)スマートフォンを通じて生産者と消費者が直接繋がるプラットフォーム「KAKAXI」。農地に太陽電池で稼働できるカメラデバイスを設置し、生産者が農地に近づいたことで通信を開始、消費者はアニメやタイムラプス画像で、自分の食べている農作物がどのように生産されたかを知ることができる。

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