Uberが5億ドルを道路地図プロジェクトに投じる計画、地図事業を強化したい理由とは?

by Yuki Sato Yuki Sato on 2016.8.2

Image: Uber
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<ピックアップ>Uber is planning on investing $500 million to map the world’s roads

Uberが、自社の地図事業にますます力を入れているようだ。The Financial Timesは先日、Uberが5億ドルを投じて自社独自の道路地図を作る計画があることを伝えている。世界の道路地図を持つことは、自動運転車の事業においても重要になる点だ。

The Financial Timesは「Uberは5億ドルを野心的なグローバルマッピングプロジェクトに投じる計画がある」と伝える。

地図事業へ投資を強化する背景には、Uberが進める自動運転車事業に精密な世界の道路地図・情報が必要であるという点がある。また長期的な視点で考えれば、Uberの真のライバルは従来のタクシーや同業のLyftではなく、世界の精密な地図を掌握し、自動運転車開発を進めるGoogleであることは明らかだ。

これまでにもすでにUberはGoogleのエンジニアや経営陣の引き抜きに奔走してきた。自動運転車チームと同時に、地図事業の立ち上げも進めてきた。グーグルマップのプロダクトマネージャーを務めていた Manik Gupta氏は昨年12月にUberの地図事業部に移籍している。彼の上司はもまた、過去にGoogleの全地図事業部のヘッドを務めていた Brian McClendon氏だ。

こうした人材の獲得に加えて、地図・ナビゲーション開発企業のTomTomや衛生画像事業のDigitalGlobeといった企業との提携も進めていった。

McClendon氏は、Uberの地図事業の現状と課題について先週次のように公式ブログ上で語っている。

「私たちが理解を深める必要があるポイントがあります。たとえば、交通パターンや正確な乗車・降車ポイントなど。また、まだ詳細な地図や道路標識がないような世界の場所においても、シームレスな経験を提供できるようになる必要があります。

こうしたUberの乗車経験に必要となる地図に関する継続したニーズがあることが、私たちが地図事業に対して投資を倍増させている理由です。昨年、私たちはアメリカの道路でマッピングカーを走らせました。今年の夏は、メキシコの道路を走る予定です」。

via. The Verge

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