日本版Tinder?——アプリボットライフスタイルが、顔認識AIを使った男女マッチングアプリ「Qunme(キュンミー)」を公開

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.9.14

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サイバーエージェント(東証:4751)のグループ会社で、ライフスタイルアプリを開発するアプリボットライフスタイルは14日、人工知能を使った若者向けの男女マッチングアプリ「Qunme(キュンミー)」をローンチした。iOS 版は、iTunes AppStore からダウンロード可能。Android 版は開発中で、今月末を目処に公開される予定だ。

Qunme を特徴付ける機能の一つである「HITOMEBORE タイプ診断」では、男性ユーザには女性ユーザ、女性ユーザには男性ユーザの顔写真がランダムに表示される。ユーザが表示された顔を見ながらタイプかそうでないかの選択を繰り返すことで、アプリがユーザが好む顔のタイプを学習し、自分に合った相手を紹介してくれるようになる。Qunme が採用しているディープラーニング技術には、ビッグデータを活用した魅力工学の研究で知られる、東京大学大学院の山崎俊彦研究室の研究成果が取り入れられている。この機能はアプリローンチ当初はβ版として公開され、一度に紹介される相手ユーザは5人。アプリボットライフスタイルでは、サービスの醸成とユーザの増加にあわせて、一度に紹介するユーザの人数を徐々に増やしていきたいとしている。

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Qunme のサービス開発をリードする、アプリボットライフスタイルの黒岩忠嗣氏によると、Qunme がターゲットとするユーザは、合コンをしたいとか、彼女を紹介してほしいか、カジュアルな付き合いをモチベーションとする若年層。その UX から誰しもが頭に思い浮かべるのは「Tinder」のことだが、黒岩氏は、Qunme では、1) 近隣にいる異性のユーザしか表示されない、2) 誰が自分に「いいね」をしたかがわからない、3) タイプかどうかを判断する条件要素を顔画像のみに限定するポイントで差別化していると強調した。

なお、サービスの利用にあたってユーザの年齢に上限はないが、18歳以上である必要があるので、Qunme へのメンバー登録の際、ユーザは免許証か保険証をスマートフォンで撮影して Qunme に送信し、居住地・年齢・生年月日を証明する必要がある。

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サイバーエージェントのグループ会社が開発する男女間のマッチングアプリとしては、他にもマッチングエージェントの「タップル誕生」やプレイモーションの「CROSS ME(クロスミー)」などが存在するが、前者は趣味やプロフィールなども考慮したマッチングサービスであること、後者は首都圏限定中心の位置情報をもとにしたマッチングサービスであることなどから、Qunme とはサービスの方向性が異なり、棲みわけが可能だとしている。

Qunme の利用にあたっては、異性ユーザとメッセージを交換するのに際し男性にのみ月額料金がかかるが、将来的には、学生の利用を想定した学割料金の設定も検討中。大学生協にチラシを置いてもらったり、これからの季節に開催される学園祭と連携したりするなど、地道なマーケティング活動でユーザを獲得していく計画だ。

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