スマート下着は寂しさを癒すことができるか?

by TechNode TechNode on 2016.9.14

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Image Credit: Cueme

学生時代、遠距離恋愛をしているガールフレンドと毎日たくさんのメッセージやスタンプの交換、ビデオチャットをしていても、Li Lingxiao(李凌霄)氏は何か物足りないと感じていた。

触れられている感覚がないと何をしても親密なメッセージを伝え合うことができなかった。その時、スマートな、別の言葉で言えばバイブレートする下着のアイデアが生まれた。

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Image Credit: Cueme

3年経った今、彼はついに Cueme(不羈)をリリースする準備が整った。これは、2人が離れていてもそばで触れられていると感じたい時、その感覚を可能にしてくれる下着だ。

Cueme アプリとペアで使い、スマホ画面にある対応箇所をタップすることでカップルは離れたところから下着やブラジャーのバイブノードを起動できる。自分や愛する人のために「動作」プログラムを組むことも可能だ。

もっと実用的なニーズにも応えられている。「セルフマッサージ」機能はカップサイズを大きく見せたい女性向けのもので、Li 氏によると、ノードは鍼灸のツボに合わせられるという。ただし、こうしたクレイジーな機能は自宅で試すのが一番だ。静かな図書館やオフィスにいる時に急所からブルブル音が鳴ると周りからは奇妙に思われるだろう。

これは特段目新しいコンセプトではないが、Li 氏と深圳を拠点とする彼のスタートアップ Cueme は、この製品をコンセプトの段階を超えて消費者レベルで利用できるようにしている。 この手の大衆受けを狙った商品には Durex の Fundawear や Victoria’s Secret の Incredible スポーツブラなどがあるが、まだ実現に至っていない。この2製品は動画キャンペーンにより消費者から期待が寄せられていたが、Fundawear はまだプロトタイプ止まり、Victoria’s Secret の例のブラのページは消去されてしまった

製品に使われている技術は単純だ。マッチ箱サイズの Bluetooth 対応デバイスで、バッテリーとしての機能もあるほか、下着の中にある作動機器がスマホとつながる。するとネットに接続されている Cueme 製品はスマホでコントロールすることができる。

Image Credit: Cueme
Image Credit: Cueme

実際の課題は、軽量で電源効率が良いこと、そして製造過程でブラジャーカップの組み立てをする際にかけられる熱や圧力で壊れてしまわないようコンパクトに内蔵できる設計をすることだった。

当初のアイデアは遠距離恋愛中のカップルを支援し、その関係をもっと持続させることだったが、同社は現在この下着をさらにソーシャルガジェットに発展・変化させたいとしている。Tinder や Momo のように、このアプリでブルブル鳴らすのが「今どうしてる?」と尋ねる新たな手段になると見ている。

ネットで見知らぬ人と出会うと話題がすぐに尽きてしまいます。すぐ行動に移しデートに誘うのは変な感じがするものです。違った方法で自己紹介できれば、緊張する心配はもうなくなります。(Li氏)

設立者Li Lingxiao氏
設立者Li Lingxiao氏

JD のクラウドファンディングプラットフォームで最初の1万2,000ユニットを提供しようとしている彼は楽観的な見方をしている。

あと数年もすれば、こうしたタイプのやり取りが WeChat(微信)に取って代わるでしょう。(Li氏)

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【via Technode】 @technodechina

【原文】

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