AI英会話アプリ「SpeakBuddy」が クラウドファンディングの支援額で300万円を突破

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英会話アプリ「SpeakBuddy」を開発するappArrayが、挑戦中のクラウドファンディングプロジェクトで300万円を超える資金を集めている。同社は、過去に『本気で英会話!ペラペラ英語』、『最後の英単語学習!マジタン』、『TOEIC®TEST実力判定 アプトレ』など、様々な学習アプリを開発してきた。

いくつかのアプリはAppStoreランキングで有料総合1位を獲得した実績を持つappArrayは、East Ventures、スローガン・コアント、Vilingベンチャーパートナーズなどを引受先とする第三者割当増資を実施。総額3,150万円を資金調達している。

同社が現在挑戦しているのが、音声認識・人工知能を活用した英語学習サービス「SpeakBuddy」の開発だ。日本では、英語を活用した会話の機会を得ることが困難。同社が開発中のサービスでは、この課題の解決を目指している。

appArray 代表取締役 立石剛史氏
appArray 代表取締役 立石剛史氏

立石剛史氏は、元々英語が苦手だった。会計士資格を取得した同氏は外資系金融機関に就職。海外研修や英語で仕事をする機会が多く、苦労したという。立石氏は、英語で苦労することがないようにと猛勉強した結果、TOEICの点数なども伸びた。猛勉強の経験を活かし、同氏はアプリの開発を行ってきた。

appArrayが現在開発中の英会話アプリ「SpeakBuddy」は、英会話スクールやオンライン英会話を用いずとも英会話の練習ができるアプリだ。色々なキャラクターから会話相手とシナリオを選んでいくと、各シナリオに合わせた会話を体験することができる。

実力判定テストも備えており、キャラクターからの規定回数の質問に答えを音声で入力していくことで、100段階に分けて英会話力を判定する。過去にも様々なアプリを開発してきたappArrayは、使いやすいUIのアプリ開発に強みを持ち、アルゴリズムと掛け合わせることで「SpeakBuddy」の開発に取り組んでいる。

appArrayは、開発費やプロモーション費を集める目的で実施したクラウドファンディングで目標金額の10倍である300万円を集め、追加目標であるストレッチゴール350万円を設定。法人向け用リターンを追加した。

「SpeakBuddy」のリリースは2016年9月末を予定している。アプリのリリース後も、フリートークモード、ランキング機能、コミュニティ機能、AIキャラの追加、シナリオの増量など、機能やコンテンツの追加を予定しているそうだ。

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