IBMの人工知能「ワトソン」が映画のトレーラー製作に挑戦、従来30日間のプロセスを24時間に短縮

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IBM Watson

<Pick Up> Watch: IBM Watson creates the first AI-made movie trailer- and it’s really eerie

写真の内容を説明したり、クリスマスに一番人気であろう玩具を予測するなど様々なタスクに挑戦してきたIBMのワトソンが、また新たにスキルを習得したようです。今度のタスクは、なんと映画のトレーラーの製作。

対象になった映画は、映画会社20th Century Foxが手がけるSFドラマ「Morgan」。さっそく、解説付きのトレーラーをご覧ください。

IBMの研究者は、今回ワトソンに100本を超えるホラー映画のトレーラーを分断したクリップを見せました。このプロセスによって、ワトソンはトレーラーのビジュアル・音・構成といった要素を理解していったそう。

Morganの解析処理を終えたワトソンが抽出したのは、10のシーンと計6分の動画。それを、人間の編集者がつじつまの合うストーリーにつなげていきました。

従来、一本の映画のトレーラーの製作には1日〜30日かかるそうですが、ワトソンによって、その所要時間は24時間に短縮されました。

上記の動画の中でも触れられていますが、今後は単純作業の効率化だけでなく、「コンピューターやAIに、アートを生み出すことができるのか?」が問われていくことになりそうです。

via. The Next Web

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