スパム電話撃退アプリ「WhosCall」のVer. 2.0が登場、iOS10対応でiPhoneからも発信者識別と自動着信拒否機能が利用可能に

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.9.13

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いよいよ今夜(日本時間で14日未明2時)に公開される iOS 10 では、UI を中心にいくつかの機能改善や追加が予定されている。それに向けて、早くも対応アプリのバージョンアップの情報がもたらされた。2013年に新星のごとく登場、その後、LINE の親会社である韓国 NAVER に買収された台湾のスタートアップ Gogolook(走著瞧)の看板アプリ「WhosCall」が、iOS 向けにインスタント着信識別機能とブロック機能に対応した新バージョンをリリース、期間限定で無料ダウンロードを提供している。

Whoscall は以前から、Android 版や Windows Phone 版ではインスタント着信識別機能とブロック機能を提供していたが、iOS 版では OS のしくみ上、これらの機能が提供できていなかった。今回の対応により、iOS ユーザも7億件以上の電話番号データベースをもとに、不用意なセールスや電話詐欺などからの呼び出しをブロックすることができるようになる。この機能は、複数のユーザが「迷惑電話」として登録した電話番号を共有することで実現しており、特に iPhone ユーザ人口が Android ユーザ人口を上回る日本市場においては、今回の iOS10 対応が WhosCall のユーザ成長に大きく貢献できるだろう。

whoscall_screenshots

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Gogolook の CEO である Jeff Kuo (郭建甫)氏は、次のようにコメントしている。

私たちは世界中でここ5年間の電話番号のデータベースを収集し、迷惑電話を識別する技術を確立しました。Whoscallは世界の国々で現地のデータ収集を強化し、利用者に最も信頼していただける電話サービスを提供します。

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この分野には、Number GuruTrueCaller などの複数の競合アプリが存在するが、NAVER や LINE との協業により、Gogolook は韓国・香港・タイ・ブラジルなどにもオフィスを設置し、各市場でのシェア獲得に邁進している。最近では、同社は WhosCall のほかにも、WhosCall と反対に電話を相手にとってもらいやすくすることを目的として、名刺のスキャンにより、電話番号を会社情報と紐付けて WhosCall データベースに登録できる「Whoscall Card」も提供している。

WhosCall は、iOS のほか、AndroidWindows Phone でも利用できる。

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