<ピックアップ> Amazon’s Alexa group is on a massive hiring spree
Amazonの人工知能アシスタント、Alexaとボイスコントローラー(兼スピーカー)のEchoですが、まだ日本に上陸してないこともあってあまり馴染みがないかもしれません。(かく言う私も手にしてないのでその便利さはまだ実感できてないですが)
しかし海外在住の友人などの声を聞く限りやはり便利、ホームコントローラーとしてはやはりECやサービスとの連携がある分、その他の単なるボイスコントローラーよりは一歩先を言ってる印象があります。前回も米みずほ証券のアナリスト予想でこのAlexaとEchoコンビが2020年までに110億ドル(単純に100円換算で1.1兆円)のビジネスになるという話題を掲載しましたが、それを更に後押しするような情報がありました。
人員の拡大です。
そもそもこの話題はAmazon創始者、ジェフ・ベゾス氏が米テック誌「Recode」のカンファレンスで大御所ジャーナリスト、ウォルト・モスバーグ氏の公開インタビューに対し、AlexaとEchoチームで1000人規模が稼働していることを明らかにしたことから始まっています。
残念ながらSiri(Apple)やコルタナ(Microsoft)、Google assistantの各チームがどれぐらいの人員を投入しているか公開されてる情報がないので多いか少ないかの単純な比較はできませんが、1000人のスペシャリスト達が働くチームを少ないと考えることはないでしょう。
さておき、そのカンファレンスでベゾス氏は「これはまだ氷山の一角」と話していたそうなのですが、それを裏付ける情報が公開されていました。Recodeが目ざとく発見した情報で、AmazonのAlexa関連の募集職種情報のページに約400件の職種が掲載されている、というものになります。募集内容はデータエンジニア、プロダクトマネージャーに機械学習サイエンティストなどなど。勤務場所も本社を始め、海外含めて各地にあります。
400「職種」ですから当然、人員数はその数倍に及ぶことになるのでしょう。
Alexa&Echoという組み合わせはKindleと同じく完全にAmazonオリジナルであり、また記事にも言及ある通り、ボイスコントロールによるショッピングというのは一つの機能にすぎません。ここを通じたサービス連携はもう既に始まっており、単純な「声」で完結できるような要素はどんどん巻き取っていくことになるのでしょう。
Amazon、Google、Apple、Microsoftによる声を通じたコントロール競争から目が離せなくなってきました。
via Recode
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