スウェーデンのオンライン録音プラットフォーム「Soundtrap」が600万ドルを調達、グローバル展開を目指す

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Image Credit: Soundtrap
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オンラインの音楽・オーディオレコーディングスタジオを開発するSoundtrapが、600万ドルを調達したことを本日発表した(編集部注:原文掲載10月10日)。新しい国・言語へ展開を目指す。

今回の資金調達ラウンドは北欧のベンチャーキャピタルIndustrifondenが主導したが、元Spotify役員のPeter Sterky氏も投資家として参加している。これまでに同社が調達した合計額は850万ドルになる。

Soundtrapが描くアイデアは、アマチュアのミュージシャンのために、コラボレーションが可能なシンプルなオンライン録音サービスをつくることだ。クラウドをベースにしたサービスで、モバイルとデスクトップのOS上で機能する。

「ミュージシャンとして私たちが見つけた主な課題は、音楽制作ツールを使おうとしても、あまりにそれが複雑であるということでした」とCEO・コーファウンダーのPer Emanuelsson氏は言う。

だが、サービスのローンチ後は、ほぼ偶然ではあるが、このツールに価値を見出した世界中の教育者の間で人気となった。そのため、学生の情報収集と共有に関する規制に則った、教育者向けの特別バージョンのツールも新たに開発したとEmanuelsson氏はいう。

人気上昇の結果、GoogleもChromebookの教育サービスセットにこのアプリケーションを含めるようになり、Soundtrapの勢いに拍車をかけることになった。

Soundtrapは、追加の機能とストレージを月額7.99ドルで提供するコンシューマ向けのフリーミアムモデルのバージョンも提供している。月額4.99ドルの教育目的のディスカウントされたバージョンも用意している。

現在では50万ユーザーを集め、特に教育業界のニーズに応えるために奔走しているところであるとEmanuelsson氏はコメントした。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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