ビデオメッセージングとチャットアプリを開発する Tribe が300万ドルのシードラウンドを終えたこと、そしてチャットアプリの新バージョンを出すことを本日発表した(編集部注:原文掲載10月12日)。このアプリは、2015年8月のローンチ以来50万以上のユーザーを獲得している。
Tribeはまた「拡張メッセージング」「マジックワード」なるものを追加したことを発表した。
Tribe 2.0 はユーザーの会話を聴き、ある製品やセレブリティ、スケジュール上のイベント、ブランド、映画タイトルなどのキーワードを認識すると、自然言語プロセスが会話をテキストに変換し、スクリーン上にその単語が表示される。
その単語を一度か二度タップすれば、アマゾン上の購入ページやカレンダー上へのイベント追加、ウィキペディアのページ、友人が住んでいる場所にかかわらずUberを呼び出せるなど、アクションを起こすことができる。
「Tribeは今回調達した300万ドルを自然音声処理や音声認識のさらなる研究に投じて、マジックワードのメリットを増やしたいと思います」Tribeの広報担当はeメールでVentureBeatでこう話した。
新バージョンのTribeにはパブリックとプライベートのグループ両方があり、音声をミュートしている際には、Googleの音声認識を使ってサブタイトルを表示することができる。
私たちはグループでの利用にフォーカスした、初めての非同期ビデオメッセージプラットフォームを開発することで、古くなりつつある会話型メッセージングアプリのさらに先を行きます。友人、同僚、遠距離恋愛のカップルなど、どのような利用者にも、Tribeは動画によって毎日の会話を生き生きとさせます。
Tribeはこのように述べた。今回のシードラウンドはSequoia Capitalが主導しており、Ludlow Ventures、Partech Ventures、Kima Venturesが参加している。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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