インドの電動バイクスタートアップAther Energy、自動二輪の大手Heroから3,100万ドルを調達

Tech in Asia by Tech in Asia on 2016.11.16

The Ather S340. Photo credit: Ather Energy.

Ather S340.Photo credit: Ather Energy.

バイクのインド版 Tesla と期待されている自動二輪メーカー Ather Energy が、オートバイとスクーターの販売で世界一を誇るバイク界の王者 Hero MotoCorp から新たに3,100万米ドルを調達したと木曜日(10月27日)、両社が伝えた。

Hero は投資を通じて、バンガロールに拠点を置く Ather Energy の最大30%を所有することとなる。資金は分割で提供される予定で、Ather は現在までに投資総額のうち約2,700万米ドルを受け取っている。

インドの伝統的な自動車会社が、環境に優しいバイクが持つポテンシャルに対して迅速に理解を深めているという点で今回の動きは重要だ。インドにおけるエコカー分野の成長は、現時点で成功とは程遠い。Hero 自身も何年も前に電動二輪のライン Hero Electric をローンチしたが、苦戦を強いられている。

Hero MotoCorp の CEO、Pawan Munjal 氏は声明で次にように述べている。

マーケットリーダー、そしてグローバルな自動二輪メーカーとして、Hero MotoCorp は環境、顧客、そして業界全体が恩恵を受けることができるようさまざまな分野を牽引しています。環境に優しい燃料を導入すること、そして環境に配慮した設備でサステナブル製品の生産を進めていくことは、Hero MotoCorp にとって最優先事項です。

Ather にとって今回の投資は、重要な入用のタイミングだったと言える。同社は、インド人の電動バイクに対する考えを変えるであろうと期待される待望のスクーター、S340を開発中だからだ。

資金は今後のローンチ、そしてインフラとエコシステム開発の加速に使われる予定だ。150名のスタッフを抱える同社は現在製品の試験を行っており、販売店と最終調整の段階にいる。

Ather は、バイク利用率の高いバンガロール、チェンナイ、そしてプネーでのローンチを予定しており、初年で1万台の販売を目指す。

その他の投資家に関しては、Flipkart 設立者の Sachin Bansal 氏、Binny Bansal 氏らがシード資金を提供、そして Tiger Global が2015年5月に1,200万米ドルを投じている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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