叔父の死を悔やんだケニアのティーンエイジャー、臓器マッチングアプリを開発

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臓器提供のシステムが整っていないケニアでは、患者はその家族に頼るしかない。血縁者という手段がない場合は、迷路のように複雑な闇市場にすがるしかないという。

そんな現状を変えようと立ち上がったのが、ケニアのティーンエイジャー Caroline Wambuiさんだ。腎臓が見つからずに叔父を失ったことで、叔父や自分と同じような思いをする家族が少しでも減るようにとアプリを開発した。

「Life Pocket」と呼ばれるそのアプリは、臓器提供者と患者をマッチングし、病院や血液バンクといった機関とのコーディネーションまで行う。すでにアフリカの複数の病院で試験導入されており、全国的な導入も視野に入れて動いている。

Carolineとそのクラスメイトたちは、Intelが実施する技術トレーニングを受けた教師からプログラミング技術を習い、今回のアプリ開発に至った。詳しくは、動画をご覧いただきたい。

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