AnyPay木村新司氏、個人間の支払をスマートにするモバイルアプリ「paymo」を発表——12月のローンチに向け、ティザーを公開

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本稿は TechCrunch 2016 Tokyo の取材の一部である。

<11月21日更新> 記事中「Paymo」の表記を「paymo」に修正。

投資家兼連続起業家で、8月に AnyPay をローンチした木村新司氏は17日、都内で開催された TechCrunch Tokyo 2016 に登壇し、新たに個人間の支払をスマートにするモバイルアプリ「paymo」をローンチすると発表した。12月に日本国内でローンチされるが、将来的には木村氏は現在の居住地であるシンガポールでのローンチも検討したいとしている。

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木村新司氏

AnyPay はウェブベースであり、個人間の金銭授受に関わるコミュニケーションは別の手段(例えば、メッセンジャーやメールなど)でとってもらうことを前提としているが、paymo はユーザ間のコミュニケーション機能を有するモバイルアプリで、支払の対象とする領域を限定し、LINE Pay などとは差別化を図るとのこと。詳細については明らかになっていないが、しいて言えば、Wechat Payment(微信支付)や、PayPal 傘下の Venmo に似たユーザエクスペリエンスを標榜しているようだ。

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木村氏は、AnyPay や paymo を立ち上げる理由として、自身が在住するシンガポールで、日常のさまざまな支払を PayPal や Apple Pay で済ませられている体験から、この利便性を日本市場にももたらしたの思いが根底にあるとした。

今日から paymo のティザーサイトがローンチしており、自身の登録に加え、友人を招待することで(おそらく、将来的に現金に変換が可能と推測される)ペイモポイントが付与されるキャンペーンを実施している。

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paymo のティザーサイト

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