タスクアプリの Any.do が人間の作業を手助けするパーソナルアシスタントサービスを公開

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1500万人が利用しているタスクアプリ「Any.do」が AI によるアシスタントサービスを本日(編集部注:原文掲載日は11月17日)開始したと同社が VentureBeat に教えてくれた。このアシスタントサービスは、iOS ユーザーのみ限定でβ版の利用が可能だ。なお Android 版は近い将来にリリースされる予定ということだった。

アシスタントはアプリ内で動作し、タスクを自動化したりより簡素化してくれる。ギフトや食料品の購入、家の清掃や洗濯サービスの手配といった商取引をサポートしてくれる。取引には5〜15%の Any.do オプション料金が加算されることになる。

Any.do は取得した10億件以上の匿名タスクを分析した結果として、実際にタスクを完了させることのできる新しいタイプのアシスタントを構築しました。Siri や Google Assistant のような完全に自動化されたソリューションとは異なり、Any.do アシスタントは自動的にタスクリストをスキャンし、現実世界でできる仕事を選択して実行する方法を提供します。自分から行ってやるのではなく、やってきてくれるようになる、そういう完全なパラダイムシフトなのです」。

Any.do バージョン4.0には新カレンダーが追加され、ミーティングの調整とスケジューリング機能が加わることになる。

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Any.do の創設者兼 CEO の Omer Perchik氏は「私たちは何年もこのプロダクトに取り組んできました。Any.do のようなワールドクラスのセルフサービスツールを構築することはまだ方程式の半分にすぎません。 他の半分、つまり人々が重要なことのために時間を持つことができるようになる部分が必要でした」と声明の中で語っている。

アシスタントは完全にコンピュータドリブンなものではなく、むしろ AI と「スマートに管理された人間」によって強化されているものだという。Any.do は2011年に設立され、テルアビブとサンフランシスコにオフィスを構えている。

【原文】
【via VentureBeat】 @VentureBeat

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