64%が「偽ニュースを判断できる自信あり」ーーピュー研究所による偽ニュースに関する調査結果

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<ピックアップ> What does this Pew study on fake news actually mean?

大統領選をきっかけに懸念が高まる偽ニュース問題。そんな中、ピュー研究所が北米1,000人の成人を対象に不正確なオンラインニュースについての調査を実施した。

その結果によると、アメリカ人の4分の1は「過去に偽ニュースをシェアした」経験があり、3分の1は「捏造された政治のニュースを頻繁に見かける」と回答したという。

回答者の51%が、「”頻繁”に不正確なニュースに遭遇」、32%は「完全に捏造されたニュースをよく見かける」と答えている。反対に19%は「不正確なニュースはほぼ見たことがない」と回答。

また、年齢・性別・収入・人種・政党などに関わらず、回答者の大半は偽のニュースを認識できる自信があると考えていることがわかった。全体の64%が、完全につくられたニュースが時事問題について混乱を招く原因になっていると答えた。

多くの人が偽ニュースをシェアした経験を持っており、23%が偽の政治ニュースをシェアしたことがある。これには、偽ニュースと知りながら、または後に発覚した場合の両方が含まれる。ピューの調査では、なぜ事実ではないと知りながらもニュースをシェアしたのかの理由までは追求していない。

via. The Verge

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